ボクの好きな歩き方
新年明けましておめでとうございます。
年が明けてから数日が経ちましたが
皆さんはどのように過ごしたのでしょうか?
ボクは休暇を利用して
京都、奈良に行ってきました。
その体感が残っている内にということで
帰りの新幹線の時間を使ってnoteを書いています。
ここ数年はコロナの影響もあって
なかなか足を運ぶことも難しい時間が
続いていました。
未だコロナ禍ではありますが、
出先で人が多く見られたので以前よりは
動くことに許容が出てきたように感じています。
ということで今回は京都、奈良の
行った先々をレポートというよりは
ボクの好きな歩き方のお話しを
していこうと思います。
本年も引き続きお付き合い
いただけたら嬉しいです😊
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それでは本題です。
今回、京都と奈良に足を運びました。
以前に鎌倉に行ったお話を
投稿させていただきましたが、
ボクは歴史があって建築や街並みが
今でも現役で使われている場所に心惹かれます。
特に京都も奈良も、当時「都」として
日本の中心だった場所ですので、
歴史的な意味からもとても深みのある
地域だと思います。
■歴史通りに歩く
以前に来たとき感じたことがあって
奈良を見て回った後に、京都を見て回る
そのような流れはなかなか面白いです。
つまり、歴史の通りに歩く、です。
時間の流れとしては
平城京(奈良)から遷都して平安京(京都)に
移っていったので、建築を見るだけでも
違いが楽しめます。
奈良の建築は法隆寺や薬師寺、唐招提寺など
寺院建築は仏教伝来の影響もあって、
どこか異国(中国)の雰囲気を感じます。
建物だけではなく周囲の参道や装飾物等を
含めた伽藍空間に入るとなんだか
日本にいる感じを忘れてしまい、
どこか当時の雰囲気なのか別の場所に
入り込んだような錯覚を起こします。
その後に京都の寺社に足を運んで見ると
だいぶ日本のスタイルに編集されてきたのを
感じることが出来ます。
ここも可能なら京都の中でもさらに
室町時代から江戸時代の流れで見て回れれば、
時代の名残を感じられると思います。
■そこへ向かう時間
少し長くなってきたので
最後にお寺、神社共通して参道から
順々に門から中へ向かうのがオススメ
というお話をして終えたいと思います。
先程チラッと言葉にしたのですが、
参道の壁、杜というのが寺社の空間に入る
スイッチ的になっていて言い換えると、整う、
ではないかと思います。
寺社はいわゆる聖域ですので、
気持ちも身体も神さま仏さまの
場所に入る状態を作るための時間というか
プロセスというか、通過儀礼というか。
それをする一つの行為に
ボクは[参道を歩く時間]
というのがあると思っています。
こうして、歴史の時間、建物に向かう時間、
どちらも順番通りに歩いてみると、
変化を感じながら場所や空間を味わえる
そんな気づきを与えてくれる気がしています。
押し付けは好きじゃないので
古都を巡るのが好きな方にとって
一つの参考になれば良いなと思います。
それでは
今回はこの辺で失礼します。
本年もよろしくお願いいたします。
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