自分を見失わずに生きていきたい
卒業して1ヶ月たつ。
荷解きだったり、家具の準備だったりで、ほんとに忙しかった。
やっと落ち着いて座って日記を書く事が出来る。
がらりと環境がかわってしまった
今私は、宮城県の大学を卒業して、その後仕事で北海道に行き、空のお仕事をしている。
カウンターとか、ゲートとかやっている人の、そういう感じの仕事。
こっちに来て、信じられないほど環境が変化した。正直緊張がほどけない。
まず第一に驚いたのはあり得ないほどの女子の割合。そしてその多くが高卒や女子短大卒であるということ。
入社してきた学生に対しての、先輩の少なさ。感覚だが、1:3くらい。その多くが、数年働いて結婚して辞める予定だという。
次に驚いたのが、かなり体育会系(年功序列)の雰囲気。
遅刻や忘れ物なんてしたらあり得ないし、(怒られる訳ではないのだが、かなりバツのわるい思いをさせられる)先輩もとても厳しい。
看護学校の実習や、厳しい女子のダンス部ととても良く雰囲気が似ている。
自分は部活の男性たちに、守られていた
私は大学時代、自分以外全員男という環境で育ってきた。
もちろん一人になってしまう事もあったが、それ以上に男子たちは配慮をしてくれたし、同等に接してくれていた。
部活柄アルバイトも男の人が多いのだが、自分は女子だったという理由でとてもかわいがってもらった。おやつや、夜練習させてもらえるチャンスをちょくちょくもらっていた。
それを見て部の男子たちは思う所があっただろう。
でも文句は言っても、大事にしてくれていたと今では思う。
女子は、女子に厳しい
今の職場は綺麗な人が多い。
顔も小さく、身だしなみも整っていて、言葉遣いや姿勢も美しい。
そのように研修を受けるし、常に周りから監視されているからだろう。
入社してすぐに、身だしなみの事で沢山怒られた。
今も怒られ続けている。
怒られた方が優しい。陰でひそひそ言われる方が陰湿だと思う。
今は研修中だからまだ優しい。
でもこれから、もっと酷い渦の中に入っていくことになるんだろう。
自分を見失わずに生きたい
そんな中でどうやって生きていたらいいのか、時々分からなくなる。
仕事は頑張りたい。一人前になって、尊敬される人になりたい。
でもオフでは、なるべく周りの人と関わりたくない。
飲み会や集まりごとには参加するけど、他の人のうわさ話とか、悪口とか、派閥とか。そういったことに心底関わりたくない。
仕事面では相手を大事にして、皆に頼られるような社員になりたい。
プライベートでは独りぼっちだけど、1人を満喫していて、たまに離れた家族や恋人に会いに行きたい。
周りの人々をなあなあと流しつつ、自分の目標と今の姿を見失わない人で生きていければ、この渦中も乗り越えられるだろう。
強い柱を持って、まずはこの1ヶ月を乗り越えていこう。