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定年起業3年後の日記から

定年起業1年後の日記から

定年起業2年後の日記から

が好評なので、さらに調子に乗って、「定年起業3年後の日記から」を書きます。

ミッドライフクライシス

2020/09/29

竹内結子さんの訃報はとてもショックだった。大好きな女優さんの急逝はあまりにも悲しい。笑顔の女王と言われた、あの優しい笑顔はもう見れない。

何があったのかはわからないが、40歳前後は危ない。厄年でもあるのは、昔から危機の時期だからなのだ。

「ミッドライフクライシス」 という言葉もあるそうだ。40代を襲う「中年の危機」だ。40歳は、見えていなかった人生の影が見える。20代、30代とがむしゃらに生きてきて、40歳を迎える。不惑の歳と言われても、迷いと悩みは消えることはなく、むしろ人生のピークを超えてしまう焦りを感じて「本当にこのままでよいのだろうか」と悩む。

私も40歳の頃、悩んでいた。楽器の音源データを一人で作る職人のような仕事から、チームを束ねるチーフプロデューサーを拝命して、慣れないマネジメントの仕事をする事になった。

やりがいのある仕事で責任も拡がり最初は意欲的だったのだが、チームメンバーからの信頼がなく、空回りして、うまくまとめられなかった。上司の期待にそいたいと焦ったが、定例の報告会で課題を追及されると答えに窮してしまった。

やるべき仕事をやる気になれず、市場分析と理由をつけてネットを眺めたりして時間を無駄に費やしていた。その結果やるべき仕事が締め切りまでにできず、上司からは責められる事になった。

辛かったね。仕事を変えようかと思った。幸いにして、社内公募で新規事業の部門に異動する事ができて、リセットできた。

新天地でミッドライフクライシスから脱することができたのだ。

竹内結子さんも脱出できれば良かったのに。残念です。


創業3年目

2020/09/30

今日で合同会社くらラボは3期目が終了。早いものだ。3期目はコロナの影響で、研修などの受託も減り、予定していたコンサルティングもペンディングになって、収入は激減。しかし持続化給付金をいただき助かった。

ゆるゆるの一人起業だから焦ってもしょうがない。石の上にも三年と言うけれど、3年経って、やれる事、やれない事も見えてきた。

川の流れに身をまかせて、次世代のために貢献していきたい思う。


ロゴマークのデザイン

2020/10/01

合同会社くらラボ4期目は心機一転新しいロゴマークから始めます。

クラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」でデザインコンペを実施した。クラウドワークスは、業務委託の仕事をインターネット上で発注・受注することができるマッチングサイトだ。私はクラウドソーシングについて、品質面で安心できないという先入観を持っていた。しかしドラムサークルファシリテーター協会のロゴマーク作成をクラウドワークスで依頼したら、かなり品質が良かったので、合同会社くらラボの持続化施策としてロゴマークのリニューアルを委託した。

97人から169個の作品をご応募いただいた。

気に入った候補を印刷して壁に貼って数日間眺めて、最終決断をした。

選んだのはKJ09さん。マーケティングの楽しさをロゴマークにこめてくれた作品。合同会社くらラボのミッションである「人と人のつながりで、人々を笑顔にします。」のイメージが良く現れていると思って選んだ。

今回ブランドカラーも、ピンクから緑色にした。緑系には、安らぎ・平和・優しさがあると言う。

ロゴマークの次は放置してあるサイトを新ロゴに合わせてリニューアルする。そして、マーケティング思考のトレーニングをオンラインで開催しようと考えている。


気象病とは?

2020/10/07

気象病というのがあるのだそうだ。台風が来て気圧が下がったり、季節の変わり目で、気温の変化が激しい時に、だるくなったり、頭痛がしたり、アレルギー性鼻炎が悪化したりする。

私は歯が痛くなり、家人は鼻炎がひどくなった。

気象病は「耳が敏感な人がなりやすい」のだそうだ。鼓膜の奥にある「内耳」が気圧の変化を感じて、自律神経系を活性化させる。内耳が気圧の変化に敏感なため、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうのだ。

対処方法は、
・身体を冷やさない
・首を温める
・マスクをする
・カイロなどで仙骨を温める
・血流を良くするために、耳を刺激する
・お風呂は38-40度で10分

眼球動かすのは副交感神経
だそうで、ホットアイをするのも効果的なのだそうだ。目が疲れると不整脈が出るのも自律神経が乱れるからかもしれない。

日頃から少しきつい運動を継続すると自律神経が鍛えられる。スクワットが良いそうだ。スクワットは万能だね。


CRMとは?

2020/10/08

CRMとはCustomer Relationship Management の略で、辞書を引くと「顧客との関係を管理するマネジメント手法」とある。この言葉も人によって考えていることが違うので要注意。

ここでは会員制度を作って顧客との関係を密にしていくマーケティングを想定して話す。

CRMで重要なのは会員制度の仕組みではない。顧客とどのようにコミニケーションをしていくか、顧客とどのように会話をしていくかということだ。

顧客に届いて欲しい情報を顧客が欲しいタイミングで顧客の気持ちに合わせて提供できることが何よりも重要になる。

そのためには顧客のことをわかっていなければならない。地元の小売店はお客さまとは顔なじみで、お客さまの事を知っていて、お客さまに最適なものを提案する。

ツールを使って顧客の行動をオンライン、オフラインで把握し、そこから最適なコミニケーションを作っていくことができる。マーケティングオートメーション(MA)とも呼ぶ。しかしそれを作るのは人間の仕事であって、マーケティングオートメーションの仕事ではない。マーケティングオートメーションはツールでしかない。

ベンダーはツールを宣伝する。マーケティングオートメーションツールを入れると何かができそうな気がする。しかしツールだけでは何も進まない。ツールを使える人がいてはじめて効果が出る。導入したものの満足に使えていないツールがいかに多いことか。

コミュニケーションは人と人がするものだ。ツールはコミュニケーションのサポートはできてもコミュニケーションはできない。

マーケティングのコミュニケーションに必要なのは次の2点だ。

ひとつは提供する商品やサービスをしっかりと解っていて、想いやこだわりが伝えられること。

二つ目はターゲットの顧客を理解し、顧客に最適な提案をマーケティング思考で作れること。

これがなかなか難しい。難しいけど、トレーニングしたらできるようになる。だから、商品やサービスにこだわりのある人たちがマーケティング思考で伝えることができるようになるトレーニングを提供したいと思っている。


2020年を振り返って

2020年は自分の仕事や、人生をいろいろ考えさせられた。オンラインにシフトして、新しい挑戦もできた。

社会のためになる活動をしたいと考えている。ソーシャルビジネスをやっている人の話を聞くと、自分には今さら何ができるのかと悩んだ。

しかし見つけた。社会貢献活動をしている人たちを支援していくことは自分にできる活動だ。例えばICT支援。社会貢献活動をしている人たちのウェブサイトの作成支援、運用支援、昨年始めたオンライン配信の裏方や動画の撮影などは私にできる。これは社会のためになる活動じゃないか。

2021年はそうした「社会貢献活動をしている人たちを支援していく活動」を進めていきたい。

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