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読書録『現代思想入門』

こんにちは、kurage-kunです。
今回はタイトルにもあるとおり、『現代思想入門』という本を読んで、感じたことをつらつらと書いていけたらなと思います。

はじめに浅い感想から。
正直なところ、自分にとっては難しい部分も多く、すべてを正しく理解できたとは思えていないです…
なので、ちゃんとわかっている人からしたら「そうではないだろ」というツッコミが飛んでくるかもしれませんが、あくまで自分の解釈で書いていることをお許しください。

自分はこの本を読んでいて、物事を白か黒(書籍で利用されている言葉を使うならば「二項対立」になるのでしょうか)だけで捉えるのでなく、グレーな部分をどのようにすくい上げていくのかを考える必要があると思いました。
自分が感じたことをより具体的に言うならば、「XXはよいこと」「XXでないことは悪いこと」といった感じで物事の良し悪しを明確に区切るのではなく、TPOを考慮したうえで良し悪しを判断する等など、その場その場での判断が必要ではないかと感じました。
また変化が激しいと言われる時代において、グレーを許容して生きていく方が、気楽に生きていける気もしました。

元来自分が「こうあるべきだ」「こうじゃなければいけない」といった、言い切り型の言い回し(あるいは考え方)があまり好きではありません。
それを言い訳にはできませんし、決して褒められることではありませんが、現在の社会は自分にとって生きづらく感じます。
例を挙げるならば、コンプライアンスやポリティカルコレクトといったかたちで、平成の時代に比べて順守すべき基準が増えていると感じています。
少し大袈裟かもしれませんが、人間がより画一的に(外れ値がないように)、全体主義的な管理社会に近づいているような気がします。

この本を読んで、自分と同じように考える人がいるといいなと思いつつも、皆がそうであってほしいとは思いません。
皆が同じように考えることは、結果的に全体主義につながるような気がして…笑

拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また近々書ければと思ってます。


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