ロングテール戦略では、正確にはないけれど

自動車の部品メーカーの目指すべき新規事業は、月1000、コンスタントに売れるものを作ることでです。それは、労働者を、コンスタントに働かさないといけないからです。そんな都合のいい新規事業は、ゴロゴロと転がっていません。小生が担当していた面状感圧センサの用途展開先のおもちゃメーカーとは、まったく合致しませんでした。それに、当時は、気づいておらず、必死でお客さんめぐりをしていました。おもちゃメーカーは、ヒットを目指します。そして、いっぺんに、がっと作って、売り切るビジネス、すぐ廃番になるので、ちょっと変わった財テクにもなります。皆、大ヒットを夢見ているような業界です。ブームは起き、去っていきます。ばっと売れて、そして売れなります。しかし、全く売れなくなるわけでもない(という商品もあるはず)。つまり、長い尾っぽみたいになる、ロングテールをひきます(なので、自社との親和性はあります)と、経営幹部に説明したことがあります。なかば、こじつけでしたが・・・。小生が、パトラン事業で、想定しているのは、このロングテールです。在庫もなく、生産能力もないし、拡充する意志はないので、今、むかえつつあるピークには、対応できていませんが、これから、長い長いテールをひく、そう期待して、事業を継続したいと思っています。これを、ロングテール戦略と名付けたいのですが、実際のロングテール戦略は、主力商品とは別に、ニッチで、少量ながらも、ずうっと売れ続けているそのような商品を作る、もしくは、分析すると出て来る、それをロングテール戦略というらしいです。

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