くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第68回 「サバ缶からはじまる発達障害者のスーパー・コンビニの使い方(雑談風)」ってお話
〔く〕 こんばんわ。くらげです。
〔寺〕 船の中からこんにちわ。寺島です。
〔く〕 船!?船の中ってどうしました!?夜逃げですか!?津軽海峡冬景色ですか!?
〔寺〕どういうイメージですか!?(笑)息子のオープンキャンパスのためにフェリーで大阪に向かっている途中なんですよ。
〔く〕 大分から大阪に行くのに船・・・?ちょっとルートがよくわからないですね。
〔寺〕 ルートって…普通に別府湾から大阪直行便出てますけど。とはいえ、今回は急に決めたので直行便は間に合わなくて、別府から松山、高松から神戸、神戸から大阪という3段跳びコースです。
〔く〕 船の方が陸路より早いんですか?
〔寺〕どうでしょう?新幹線使ったのと同じくらいじゃないですかねえ?便数を考えると新幹線の方が便利ですが、子どもが「降りたい」などと言い出した時の頃を考えると車を持っていける船の方が便利な気がします。お安いですし。
〔く〕 ボクもあおと一緒に田舎に帰省したりするときは本当にびくびくものですよ。入念に準備が必要です。しかし、日本で生活の足として離島以外で海路を使うところが普通にあるというのがあまりぴんとこないですね。
〔寺〕大分~四国間は橋がないので、船がスタンダードな移動手段だと思いますね。関東の方へも千葉や横浜が目的地なら船で一旦太平洋に出る方が早いですよ。でも確かに、くらげさんの出身地の山形ってあまり海運のイメージがないですね。
〔く〕 ないわけではないのですが、ボクが生まれたのは山形でも海に遠いところで、子どもの頃はスーパーでも鮮魚があまり売ってなかった覚えがあります。
〔寺〕 スーパーに生魚がないって、くらげさん、本当に33歳ですか?年齢偽証してませんか?
〔く〕 山形県と太平洋をつなぐ山形自動車道ができたのが1990年なんですよ。ボクは1984年生まれなので、ちょうど小学校に入学した頃ですね。
〔寺〕 あれ?山形は日本海側じゃありませんでしたっけ?
〔く〕 そのあたりは山形の地理上の問題があって、山形の海側と山側の交通の便は凄く悪いんです。未だに高速道路も全面開通していませんしね。海側である庄内地方の人は山形新幹線より新潟まで行って上越新幹線で上京した方が早いんですよ(笑)なので内陸部からは太平洋に出た方が近いんです。
〔寺〕 なるほど、県内の方が行き来が難しいんですね~。
〔く〕 で、昔は山形内陸部で冬の魚といえばサバ缶でした。うどんをサバ缶に絡めて食べる「ひっぱりうどん」という郷土料理があるくらいでして。
〔寺〕 あ!サバ缶でうどんを食べるのは「秘密のケンミンショー」で見たことがあります!あれ、山形だったんですか!
〔く〕 山形の中でもボクの地元付近でしか食べないらしいですが、おいしいですよ。見た目が悪いですけど。ひとり暮らし時代は金がないときとかコンビニで乾麺とサバ缶とかを買ってきて作ってました(笑)
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。