ベビーカーと息子
我が物顔でベビーカーを乗りこなす息子が愛おしくてたまらない。
足をあげてみたり、カバーを掴んでみたり、お昼寝してみたり。周りをキョロキョロ見てるかと思いきや、じっとこちらの顔を見てみたり。
「ここは自分の居場所、これは自分の乗り物」と認識してどしんと座っている姿に、なんとも言えない幸せを感じるのだ。
初めてベビーカーに乗ったときは、目を大きく見開いて「なにすんねん…」みたいな顔をしていた。緊張なのか恐怖なのか、ぎゅっと両手を握っていた息子も、それはそれで可愛かった。
しかし今は完璧に乗りこなしている。
母はあなたが生まれてくる前からずっとこんな日常を待っていました。
この道もあの道も、ベビーカーで歩くことを何度も何度もシミュレーションしました。
道はデコボコしてないかな、車や人通りは多くないかな、日当たりはどうかな。いつもいつも考えて歩いていました。
生まれてきてくれて、私の願いを叶えてくれて本当にありがとう。
これからも安心してベビーカーライフを楽しんでほしいです。
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