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お花は太陽の方を向いているの。


お家に飾るお花をもっと素敵に飾りたいという方へ、今日は、お花の会のメンバーさん達へのお話です。
お花の会で いつもお伝えしていることですが、お花には素敵に見える「向き」があります。(いつも言っているのは、できていない人が多いからなのよ💦)
お花は 光が当たっている方向に向いて咲いているから、表と裏があるのです。

開花前のヒマワリが、太陽を追いかけて向きを変えることは ご存知の方も多いと思います。どの植物も花や葉の付き方など 光の当たる方向に影響を受けています。(ちなみに、開花後のヒマワリは東向きで固定です)

下の写真は、ストックの花の写真4枚を並べてあります。

ストック「カルテットアプリコット」の一枝を4方向から撮影

この写真は同じ1本ですが、向きによって表情が違うことが分かると思います。
複数咲いているお花が最も沢山見える向き、枝の曲がりを活かすなら アレンジメントの どの場所に挿すのが相応しいか…判断できますね。

一番右がお花の裏側です。この向きでは、美しいところが見えないので もったいないのです。

私達も、写真を撮る時に自分の顔や身体の向きを意識しますよね?それと同じです。
お花を花瓶に活ける時、アレンジメントを挿す時、お花の向きを意識するだけで さらに素敵に飾れるようになります。

お花の向きを見つめることは、上達への大事なポイントです。そして お花と向き合う時間は、自分自身を大切にする時間にもなります。どうぞ もっとお花も自分も見つめてくださいね。



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