クラクラ@OT

作業療法士。こどもOT。 元海外協力隊 訪看・児発・保育所等訪問

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作業療法士。こどもOT。 元海外協力隊 訪看・児発・保育所等訪問

最近の記事

リハビリを受ける側

最近私の身内で、小児リハを受けている子がいます。 いつもは、リハビリを提供する側だけど、 いざリハビリを受ける側になると、 担当になる訓練士はどんな人やろか…とか 新人さんかな…とか 訓練士が言ってること親は理解できてるかな…とか 色々気になる事がてんこ盛りです。 その子は、老舗の大規模な療育センターに通って、リハビリを受けています。 その地域では割と有名です。 なので、私もそこに繋がれば大丈夫やろーと思っていました。 私は前職の医療機関だった療育センターでしか働いて

    • 自立と依存

      最近、児童発達支援管理責任者の資格を得る為に、オンライン講座を受ける毎日です。 その中で面白かった、自立と依存の話。 忘れないようにアウトプットさせて下さい。 自立とは、障がい者福祉の世界では、何をもって自立というのか?? 他者に頼らず、できる事を増やしていこう! 他者に頼りながらも、自分らしく生きていこう! と、色々あると思いますが、 今回の講義の中では、 自立とは、依存先を分散させる事だ。と、 話されてました。 ここでいう依存先とは、社会資源の事です。 依存先が

      • 転職して思うこと

        OTとして療育センターに長く勤め、 その後、協力隊となり、 そして医療ケア児さんメインの児発・放デイで非常勤になり、 現在、訪問看護・児発の事業所にいます。 転職する時に思った事は、 もっと資格や認定みたいなものを取っておけば良かったなぁ〜という事。 療育センター勤めの時は、 あまりそういうものを気にせず、センターの中で子どもたちのリハビリをしていたけど、 転職する時に、自分の経験をペラペラ喋る事はできるけど、じゃあこれに関するスキルはこのくらいありますよ、って客観的に示

        • 新しい仕事

          新しい職場で働き始めて、はや2ヶ月が経とうとしています。 変わらず同じ小児領域だけど、以前の職場にはいなかったレベルの、小さくて医療度の高いお子さんを担当させてもらったり、地域の担当者会議に担当として出席できたりとか、、、 前の職場では、経験できなかった事を、たくさん経験させてもらっています。 まだまだまだ余裕をもってドーンとお任せ!みたいな気持ちは持ててないけれど、それでも担当の子たちは可愛すぎて、何とか毎日やっております。 経験値が増えてくると、その中で自分のワクワク度

        リハビリを受ける側

          配属先の今

          ありがたい事に、配属先で1番良くしてもらった同僚とは、やりとりが続いています。 (緊急帰国して来月で1年…) お互いの地域のcovid19の状況の事や、 お互いのプライベートなことや、 どうでもよいプチ報告など。。。 彼女がいたから、私のマレーシアライフは 不安が少なく安全に過ごせたなーと思います。 そんな彼女と活動した配属先の今。 病院といった医療分野ではなく福祉領域だが、 公的機関という事もあってか、 スタッフ全員ワクチンを打ったとの事。 (写真はマレー語で、ワク

          配属先の今

          国内協力隊終了

          note復活です。 昨日で、(私が勝手に呼んでいた)国内協力隊活動、今の職場の勤務が終了しました。 記録(という名の自己満足)の為に簡単にまとめます。(協力隊っぽく書いてみる) 【要請期間】 約8ヶ月 2020.07〜2021.02 【要請内容】 立ち上げられたばかりの医療ケア児中心の児童発達支援事業及び放課後等デイサービスに配属。経験のあるスタッフがいない為、子どもたちや保護者との関わり方、また療育に関する知識や技術等を提案・共有し、スタッフによる支援の質向上を目指

          国内協力隊終了

          今の仕事での存在価値

          今の職場は、元々一時的な気持ちで始めました。 協力隊の一時帰国から、次どうなるか、いつマレーシアに戻れるかも分からない…といった状況の中でしたが、日本での生活はやはりお金もかかり、だからと言って先がみえない状況の中で、正社員の仕事に就く事もできず…。 そんな中で、 とりあえずの仕事として、パートで今までの経験も活かせられるような仕事を…と探して、 重心さんの児童発達支援事業・放課後等デイサービスを立ち上げたばかりの、今の職場と出会いました。 そこのスタッフさん(Ns)から

          今の仕事での存在価値

          協力隊活動報告会

          さよならマレーシアしたのに、またマレーシアのこと。 今日は朝からマレーシア隊員がオンラインで集合し、活動報告会をしました。 活動を報告する隊員は、協力隊員としての身分を(一旦or完全に)解除する人たちでした。 中には赴任して2ヶ月経たずして一時帰国になった隊員も、報告者として話をしてくれました。 総括としてマレーシア事務所の方が、 「最終報告会ってことだったけど、皆さんの今後に向けた活動報告会だったと思います」と一言。 確かに。 スライド作る中で、マレーシアで活動

          協力隊活動報告会

          さよならマレーシア

          という事で、一旦JICAとの契約が解除されることになりました。 noteはfacebookをしてない知り合いに、マレーシアでの私の生存を把握して頂く為に始めました。 が、せっかくなので、 協力隊中も自分の課題だったアウトプットの練習の場にできればと思っています。 話は変わって… 最近働き始めた施設は、今までの療育センター時代には関わりがなかったくらいの重度なお子さんが多いです。 けど、OT熱がワクワクします。 子どもたちと沢山の「楽しい!」「できたね!」を共有できる

          さよならマレーシア

          【一時帰国84日目】多職種連携

          マレーシアから帰ってきて、もう80日を越えている。。ほんまに早い。 この期間をうまく活用できてるんやろか…と日々感じてます。 最近は、子どもに関わる職種の人たちとオンラインで話す機会を作ってます。 前は特別支援学校の先生、通常学級担当の先生、今回は児童発達支援に関わる職種の人。次は支援学級担当の先生… 臨床で働いてた時は、学校の先生や他の施設の職員さんとかと、そんなに交流する機会はなく、、同じ子どもに関わるのに勿体ないなーとか、相手の世界の事を知らんなーとか思ってまし

          【一時帰国84日目】多職種連携

          【一時帰国67日目】私が出会ってきたマレーシアの人たち

          休日や仕事後は家族と過ごす事が多い。 仕事中だけど、時間休を取る訳でもなく、 子どもの送迎をする。 職場に子どもたち同伴。 机に向かって仕事してる時間より、 休憩室で何か食べてたり、雑談してる時間がほとんど占めてる。 仕事中に、雑談が大事だ、と言われる。 終業時間30分前には、身の回りの整理、帰宅準備に取り掛かる。 終業時間10分前には、タイムカード前に皆集合。 お茶をする時間になると、窓口が閉まってる。 お祈りをする時間になると、窓口が閉まってる。 人が買

          【一時帰国67日目】私が出会ってきたマレーシアの人たち

          【一時帰国63日目】マレーシアの文化 断食明けのお祝い

          昨日(おそらく)まで、マレーシアにいるイスラム教徒の同僚たちは、約1ヶ月の断食をしていました。 断食といっても、丸々1ヶ月食べられない!という訳ではなく、日の出〜日没の間だけみたいです。なので、日没後〜日の出までの間に食事をして、翌日の1日に備えるような形です。 そして今日(おそらく)は、マレー語でHari Raya(ハリラヤ)と言って、断食明けを祝う日です。 美味しい食事を作って、オープンハウスにして、知り合いの家でご馳走になったりお喋りして、ともに断食明けをお祝いしま

          【一時帰国63日目】マレーシアの文化 断食明けのお祝い

          【一時帰国56日目】LD研修

          研修を受けるのは、専門的な知識や技術の獲得や再確認だけじゃなくて、伝え方や見せ方を学ぶ場としても、とても良いなーと改めてヒシヒシと感じてます。 今日はSLD(限極性学習)の研修。 一般的に言うと、LDの研修に参加しました。 印象に残った事を数点。(備忘録) 2007年の研究で、少年院における発達障がいスクリーニングテストをした結果、 LDのお子さんが6割だったそうです。 これは、LD=非行にはしる、ではなく!! LDのお子さんに学習支援をする意義として、学習の遅れの

          【一時帰国56日目】LD研修

          【一時帰国51日目】海外でことばを教えること

          日本語教師的な意味合いではなく、 療育的な意味合いです。 マレーシアの公用語はマレー語。 アルファベットを使います。 けど、民族毎の言語もあります。 学校では英語学びます。 なので、 家では民族の言葉を使い、 学校では英語とマレー語を学び、 民族の異なる友人とも英語やマレー語で話し…あっという間のトリリンガルです。 配属先の福祉局支所にはPTとOTのみで、 福祉局本部にはSTが1人います。 北海道と九州を合わせたくらいの面積の州の福祉局に、ST1人だけ。 小児分野のST

          【一時帰国51日目】海外でことばを教えること

          【一時帰国49日目】学校×作業療法

          同期隊員に学校の先生が沢山いるので、 「学校×作業療法」のテーマで、 学校の先生の視点や捉え方等を、色々教えてもらいました。 先生といっても、 支援学校の先生、 通常学級の先生、 支援員さん経験もある先生。 色んな立場?の先生がいました。 前職でも、 学校の先生宛に、子どもたちのことをまとめたものを書いたりとかもしてました。 それを見てもらって、学校の先生的に、欲しい要素や、書いたものをどう活かしてもらえそうか等も聞けました。 あとは学校の仕組みも教えてもらったり。

          【一時帰国49日目】学校×作業療法

          【一時帰国42日目】オンライン研修

          流行に乗っかって、 オンライン研修受けてみました。 無料のやつは、受けたことあったけど、 初めて有料のやつを受けてみました。 オンライン研修って、どうやろーと思ってましたが、今回受けたのは本当に良かった! 今日受けた研修は、定員が30名のところに、参加者4名だけ。 質問も少人数だからしやすいし、自分の臨床思い出しながら、自分の子どもたちへの介入が、うまーく理論化されていくのが、気持ちよかったです。(私が研修で好きなところ。) さすがに演習とかは難しかったし、 映像は見

          【一時帰国42日目】オンライン研修