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芸能事務所に入るってよ

ドレッドヘアが失礼します。

今年度からヨシモトに所属、というか正式には東京のNSCに入り、芸人としてのキャリアを着実に歩むことにしました。

流行ってますねドラマ

いままでは会社員をやりながら、フリーで週末のみライブや大喜利をやっていたのですが、色々な面で限界を感じ(詳しくは下に書いてます)決断を。※今後も会社員としてのキャリアも歩みながら、パラレルに活動をしていきたいと思ってます。真面目に不真面目にツラツラ書いているので見ていただければ嬉しい侍。

新宿fuuでのドスベりライブ


会社は辞めない

今、ボクは株式会社TABIPPOという、若年層に特化した観光マーケティング(最近は時代的に観光の領域を超えて仕事をしてたりもしますが)を得意としている会社で仕事をしています。入社してちょうど半年くらい

社員は全員で10人弱で、業務委託は20人くらい?の小さな会社ですが、みんな国内外を旅しながら、基本は楽しく、全力で仕事をしています。多分日本で一番旅をしている会社。
ボクはセールスディレクター(言うなれば営業)として、エアラインや自治体、海外の政府観光局やホテルなど様々なクライアントさんとコミュニケーションをとりながら仕事をしていて、最近ようやく仕事のリズムや容量を掴んできた感じ。でもまだまだ大きく成果を残せてはいなくて、仲間に迷惑をたくさんかけている状況で、日々PDCAを回して精進をしています。
大学1年生の頃に渡米をし、そこで価値観をぶち壊されて「レールに沿った人生」から「自分で意思決定していく人生」に変わったので、そのような旅の素晴らしさ(他にもありますが)をたくさんの人に伝えたい。そういった思いは向こう10年は変わらないと思うので暫くは仕事は辞めません。楽しくやっていきます。

2022年9月1日、アフリカ帰りのタイ・バンコクでのドレッド入社を決めた

もともと今のTABIPPOという会社に入る際も「TABIPPOとエンタメの両方をやりたい」という、2兎を追う前提で入社をしており、理解をしてくれた会社にはサンキューベリーマッチの極みなワケです。
転職活動している時、「副業は完全NGやね〜」って会社が数社あったけどあれなんなんだ!?もう令和も5年だぜ。


NSCでは主に講義とネタ見せがあります。
講義は、週3の午後の13:00~16:00くらいに2~3時間くらいある予定なので、その分は会社を中抜けをさせていただく予定。そのような働き方をさせてくれる環境には本当に感謝しかないです。サンキューベリーマッチの極み乙女。
ただ、「自由と責任」と言われるように、日中に中抜けする分は夜補って、今まで以上に先読みをし、無駄なコミュニケーションが生まれないように仕事をしていき、成果としてはしっかり残していきたいと思います。

先が全く見えず、時間の使い方は上手なほうではないので
両方やりながら仕事面や時間の使い方のPDCAを回して、TABIPPOの方に大きく悪影響が出たり仲間に大きく迷惑をかけるような未来が見えれば、その都度動き方を変えようかなと思ってます。
(挑戦することが大事で、結果ダメであればそれも学びだと思っている)


いままで

良い機会なので、ボク自身の過去についても少しお話しますわな。うんこしながらでもみてください。ちなみにボクはうんこしながらメディテーションします最近

このころから左手はパチプロの片鱗を見せてます(真ん中)

もともと、小学校から高校生までふざけるのが好きで、いじめられていた期間を除けば授業中にふざけて注目を浴びたり、笑いをとったりするのが好きでした、特に高校生の頃は。(勉強せいクソガキ)
勉強は比較的真面目にやっていて、功を奏して大学受験では浪人をするも第一志望には2回も落ちました。おめでとうカムチャッカファイヤー祝。

そんな工藤少年は、大阪の大学に出て自分のおもんなさに気づきます。福岡に住んでいたボクは「ボケ」「ツッコミ」の文化を知らずに、「ボケ」しか知らない。(そしてそのボケのレベルも低い)
大阪の自分が所属したダンスサークルには、バケモンレベルでおもろい先輩が沢山いて、尊敬とともに自分の能力の無さに失望。先輩と一緒に飲んでいて自分にハナシが振られても、「え、えっと〜、、、○△%※」はい、おもんない〜。福岡帰って豚骨ラーメンに舌鼓打っとけ

大阪の頭あがらん最強のパイセン達

ただ、その中でも懲りずに自分を誘い続けてくれたセンパイ達がいて、その人達とその周りの先輩と何回も何時間も酒の席を共にし、環境に順応し、トークと笑いの基準が上がり、ノミレベルからハエレベルくらいまでは進化したかなと。
ひょっと井の中を出て大海にでてみると、少し笑いを取れる自分がいたり、「あれ、なんかおもろなった?」と声かけられたり。自己肯定感がフクちゃん並に低いボクはそれだけで「あ、自分はこの飲みの場に、この世界に存在してええんや」と思うようになりました。なので「人を笑わせたい」みたいな崇高な他者へのベクトルではなく、「自分の存在を認められたい、認められるのに一番良いツールだな」という自分へのベクトルの動機ですな。

そんな、「目立ちたがり」×「ふざけたがり」×「環境順応力(基準を高めて順応する)」の特性があればどこに行っても自分の基準を高め続けられて成長して楽しめるなと、そんなことを、2022年の夏に下北の小汚いシーシャ屋で思いまして、
今年度NSCという環境に属して、基準を高めて自分のスキルを爆上げしたいと思ってます。


で、何になりたい?

そりゃもうあれですわな。オモテに立って芸人として色々なメディアに出ていろんな人を笑かせられたら嬉しいっすよ。そしていずれは個人事務所を立ち上げ、コメディ起点で様々なエンターテイメントに着手する。これが現時点でのありたい姿。
ただ、もう27年生きてますから"売れる人はかなり限られていて、特にオモテにでる職業では「顔」「表情」「声」など、どうしても先天性的な部分で改善の限界がある"ことはわかっていて。


そこでもう一つ、「構成作家」「プロデューサー」としてのキャリアもめちゃくちゃいいなとずっと思ってます。オモテに立たず、裏で芸人や番組、ラジオを支え、世の中におもしろいものを生み出していく。今会社でやっている、企画/プロデュース業務・ディレクター業務・アサイン/マネジメント業務がかなり生きる仕事なのかなーとも思ってるます。

ボクの特性上、引き寄せがスゴいので事務所というコミュニティに入ったらコメディという域の中でも、コメディという域を超えてエンタメという域でもいろんな人とつながって、多種多様な仕事をしていって人生を謳歌していくだろうなとなんとなく想像がつきます。
どんな未来がこの先にあるか、『不安"もあるが、それよりも"楽しみ"が勝つ』。


なぜ、今NSCに入るのか


「世はSNS時代。いやもうそれもゲキ古いか。コネがなくても事務所に入らなくても、自分でおもしろいコンテンツをSNSで発信すればインフルエンサーにもなれるし、何者にもなれる時代。その中でなぜNSC?w」

その気持ち、わがります。

人の夢は終わらねェ

このnoteでも何回か言ってますが、ボクは「環境適応能力・吸収力・モノマネ力」がめちゃ高くて、理想像を設定してその理想像の特性を持った人がたくさんいるコミュニティに入れば自然と自分もエグいスピードでその理想像に近づいていきます。(という成功体験がある)
言うなれば「コミュニティのポジティブな面を吸収する能力とスピードが尋常じゃない」みたいな感じでしょうか。お笑いの最大のコミュニティといえばそれはもう……といった経緯です。
※ボクはHSPで、HSPの特性としても上記の特性があげられるみたい

https://daigoblog.jp/wya0lnj2r8w/

またボクが芸人を目指しているのは「売れたい!」「目立ちたい!」「天下を取る!」といったようなものではなく、(もちろん、そりゃ少しはあるが)
一番大きな目的というか、「こうなったら幸せだな〜」は「(お笑いという文脈で)おもしろい人達、魅力的な人たちと一緒に飲んで、その時間を楽しみたい」から。
魅力的で尊敬している人達と飲む時間は、ほんっとうに楽しくて充実で最高な時間だなといつも思っているワケです。ほとんど覚えてないねんけど。
お笑いという文脈で、ボケとツッコミの掛け合いだったり日本にしかないこの文化が大好きで、その時間が世界で一番好きなのです。
その時間を、"もっと"面白い人たちと過ごせるとしたら……。それ以上に楽しくて幸せなことはないと思います。千原ジュニアさんと昼から朝まで12時間ぐらい、吉祥寺のビニールカーテンで仕切られている汚ない店か、大阪ミナミのセンパイがやっている店でずっと飲みたいすね。

あともう一つあげるとすれば、「自分はこの世界に存在してええんや」を感じる(いわゆる自己肯定感につながる)ツールとして、お笑いを選択したという感じですかね。こう宣言したあとのツレとの飲み会は怖いですね。お手柔らかに頼んマッソ。

THE Wのクセ漫才みました?


兎にも角にも、仕事もままならない状況での挑戦なのでかなり負荷はかかると思いますが、仕事とお笑い両方ともドチャクソに楽しんで毎日を過ごしてやろうと思ってます。たまには自分のことを思い出してもらって飲みに誘ってくれたら嬉しいです。それでは、アディダス。


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