趣味を増やすことも復職への努力にカウントしていい
休職と復職を乗り越えてきたTipsを紹介するnoteです。
今回は趣味を増やすといいというお話。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験し3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働いている」を目指しています。よろしくお願いします。
人生には気晴らしが必要
休職中って急に膨大な時間が与えられます。しかも、休んでしまった罪悪感や復職できるのかの不安感が襲ってきます。
そんなときに大事なのが「自分を責める時間を減らすこと」です。
人は暇な時間があると、ネガティブなことを考えてしまいます。人生の意味とか、将来やりたいこととか考える分にはいいと思うんですけど
「自分は生きている価値があるんだろうか…」みたいな部分を考え出してしまうことがあって、これには気をつけたいところ。
単純な対策として、趣味を増やして気晴らしをするのが有効です。健康な人でも時間を持て余したら気晴らしをします。
バス停で1時間バスを待っている人を想像してみてください。ちなみにスマホは持っていません。気晴らしとしては、近くにある木の数を数えるとか、ちょっと散策をしてみるとかでしょうか。
僕たち現代人にはスマホがあるので、Twitterをしたり、ネットニュースを見たり、簡単なゲームをしたりしますよね。
休んでいる間も、どんどん気晴らしをしていいと思います。まずはスマホに頼っていい。
とは言え、何も楽しくない…趣味を楽しむ余裕がない…という人もいると思います。
僕もその状態に陥って、大好きな読書がいったんほとんどできなくなりました。活字が読めないんですよね。
だから簡単なスマホゲームから始めました。スーパーマリオランという、タップすると走っているマリオがジャンプするゲームをやっていました。
また、読んだことがある漫画を読み返しました。図書館に行くとヒカルの碁があったので、それを時間をかけて読みました。
集中力が少し回復してきたら、ポケモンをやりました。思考力がなかったので、攻略サイトの力を借りながら少しずつストーリーを進めました。
復職してわかったこと。僕らは趣味に救われている。
休職中に趣味を増やすのは、復職後の自分を助けるためでもあります。
やっぱり仕事の後ってどっと疲れるんですよね。
でも、それで家事やって、風呂入って寝て、翌日不安とともに目が覚めるというのを経験したのですが
やっぱり仕事のことばっかり考えちゃうんですよ。再発しないようにしなきゃとか、嫌われないようにしなきゃとか。
そんなときに自分を助けてくれるのが、ゲームであり、漫画であり、アニメなんです。
疲れていてもできる趣味をたくさん増やしておく。ここが肝心です。
例えば登山が好きな人でも、平日には行けないですよね。映画なんかもそう。こういうエネルギーを使うけどリターンが大きい趣味は人生を潤してくれる。
ただ、日常の中でやっていくのは、もう少し時間やコストがかからないものがいいです。
昔はアニメをほとんど観なかった人間なのですが、休職を機にたくさん観るようになりました。
今クールは何が面白いかを調べて、ちょっと観てみたり。主題歌を聴いてそのアーティストを調べてみたり。お金はほとんどかかりません。
仕事って大事なんですけど、人生は仕事だけじゃない。また仕事との距離感を間違えて再発しちゃうとダメージが大きいです。だからこそ趣味、気晴らしを意識的に取り入れる。
僕が今、なんとか働けているのは、いろんな人に頼って助けられたから。でも同時に、いろんな漫画やアニメ、ゲームなどにも助けられたと思っています。
自分を責める時間を減らすために、気晴らしをしよう。まずはコストがかからないものから始めよう。少しずつ種類を増やそう。
今日はそんなお話でした。
休職中に増やした趣味は復職後の自分を助けてくれます。休職中は自分を責めるし、復職後は仕事のことばっか考えます。対策をしていきましょう。
将来の自分のために、いろいろやってみてください。
僕は、休んでいる間に趣味を増やすことは、復職への努力にカウントしていいと思ってます!
おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?