![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78728131/rectangle_large_type_2_c4832199e22106af5b343c30b3067a32.png?width=800)
『「本当の自分」がわかる心理学』は納得感があった。「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay15
今日は「誰かにオススメしたい本」というテーマで書きます。
自分がオススメしたい本は、シュテファニー・シュタールさんの『「本当の自分」がわかる心理学』です。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験して、3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働く」を目標にやってます。よろしくお願いします。
この本をざっくりまとめると
心の中にいるのは、「大人の自分」「傷ついた内なる子ども(影子)」「陽気な内なる子ども(日向子)」の3つ
人生や人間関係がうまくいかないのは「傷ついた影子が主な理由」なので、影子の話を聞いて、よい戦略を取りましょう
陽気な日向子モードで人生を楽しむのがおすすめですよ
という感じです。
生きづらさを抱えている人、素人だけど心理学を興味を持っている人、人生を上向きにしたい人にオススメの一冊です。
この本の1番のポイント
人間生活と人生設計において私たちを苦しめているのは、ネガティブな信念自体ではなく、その信念に対抗するために自ら選んだ防衛戦略だといえます。私たちが抱える問題の大半は、私たちの自己防衛から生まれているのです。
これ!ホントそうだよね!ってなりました。
どういうことが説明します。
例えば、ある人が「自分は愛される価値がない」というネガティブな信念を持っているとします。
この人は、そのために人との交流を避け、親密な関係を持たないようにします(防衛戦略)
こうした防衛戦略によって生じた孤独が、その人の問題の核心だそうです。
自分の場合に置き換えてみます。
僕は、「ありのままの自分では見捨てられてしまう」というネガティブな信念を持っています。
そのために「完璧主義で、人一倍努力するようにする」という防衛戦略をとります。
この防衛戦略によって、働き過ぎを引き起こしてしまい、メンタルダウンして休職しました。
この本の主張は、ネガティブな信念を書き換えるよりも、自分の「防衛戦略」のほうを見直そうねという内容です。
人を避けて孤独になるとか、完璧者で働きすぎるとか、そういう不幸の原因を取り除こうというわけです。
ネガティブな信念などは傷ついた内なる子ども(影子)が生み出しているので、彼とどう対話すればいいか、具体的な対策が書かれています。
幼少期に作られた信念を変えるのって難しいですからねー。
僕はこれまで、『スキーマ療法ワークブック』に取り組み、自衛隊カウンセラーの下園さんの本をも読み漁りましたが、だいたい似たようなことが書いてありました。
完璧主義な自分は、見直した方がいい。でも、それは昔の自分を助けてくれた。確実に救ってくれた。ただ、大人として柔軟に生きていくためには、工夫と改善が必要だというお話。
僕のnoteで何度か書いている話ですね。今の自分はこの辺に問題意識を持っています。
「大人の自分」と「傷ついた内なる子ども(影子)」で対話して、防衛戦略に代わる黄金戦略を作っていこう!というのは、素人にも納得感があります。
個人的も取り組みやすい内容なんじゃないかと思います。
また「陽気な内なる子ども(日向子)」は誰の内側にもいて
・自分の人生を楽しむ
・柔軟性がある
・自分の意見を言う勇気がある
・私は十分である
・私は「ノー」と言える
・私は歓迎されている
などの資質を持っています。
しかし、人生がうまくいかない時は、日向子を見失ってしまう。
影子の対応に追われて、疲弊する大人の自分がいる感じ。
でも、影子の声を聞きつつ、日向子の存在を意識して、コツコツできることを実践していけば
人間関係は改善し、人生が少しだけマシになっていくのだと思います。
今日は『「本当の自分」がわかる心理学』はオススメだよという記事を書きました。
「書く習慣」1ヶ月プログラム15日目を終えました!ようやく折り返しです。
残り15日もコツコツ書いて、自分、そしてみなさんとの対話を繰り返していきたいです。
おわり。
関連するnoteはこちら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?