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【詩】どこかの世界

指でそれを押すと
一気に広がった

時が止まっても
止めることはできない

世界が現れる
水々しい
意識に浸透していく
どこかの世界

君は全身で
感じ取れるだろう
広がる空気を
端から端まで

そんな君はきっと
ニヤリとしそうだね

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