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【詩】雨の王

上を向くと
雨がポタリと
目の中に落ちた

その雨つぶは
体の中に染み込んでいき

まるで青さをまとうように
君は雨の王となった

そんな君は
雨つぶたちを率いて
行ってしまった

外は晴れている
地面に残ったのは
君の足跡かな?

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