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【詩】あの子とネコさん

にんまりとした顔をした
ネコさんは
お腹を抱えて
笑い転げました

あの子の鼻風船が
ふくらんでは
割れるからです

なんて失礼なんでしょう

そんなに笑ったら
起きてしまいますよ
ほら、ゆっくりとあの子は
目を覚ましましたよ

ネコさんはごめんねと
耳をくたっとして言いました

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