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【詩】ツンツン

羽の生えたぼくは
ツンツン攻撃を試みた

あの子の肩に
触れるか触れないか
人差し指はツンツンと
迫りゆく

デレデレとしたぼくは
鼻の下を伸ばし、
もし君が振り向いてくれたら
魂はフワフワと
昇っていってしまいそうだ

ああ、君よ
ぼくの魂は
もうすでに抜けている

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