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【詩】飛翔

めまいを起こした
ぼくは
色づいた粒子になり
空へと昇っていった

雲の中に飛び込んだ
意識は
どこか清々しい
広がりを持ち、

ぼくは
ぼくという雲のように
きっと雨を降らすだろう

でも、それは
悲しみではなく
喜びのスプリンクラー

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