繰り返される生と終わらない人生

皆さんは寿命を気にして生きておりますか?
やり残したことのないように後悔の無い人生を送りたいですか?

今回はうちの雪奈について軽くご紹介です。

雪奈は精霊です。例え世界が滅んでもずっと生き続けていきます。終わらない命。終わらない贖罪の日々。それが彼女の罪と罰なのです。

巡る星々の物語(うた)~全ては「僕」のために~https://novelup.plus/story/411315390 #ノベルアッププラス

闇の少女物語
別名原罪の物語で雪奈は罪を犯しその償いをするために「時の使者」となり神殿を守る精霊として長い人生を生きる事となる。
こちらでは罪の意識もなく残される者や死んでいく者の生と死の現場に立ち会ってもなんとも思わない。心がない主人公。そしてライム達と出会い心を手に入れる。
だけど結局ライム達を残して姿をくらませた。彼等が雪奈の事を大切な仲間として友人として想っていることも知らぬまま。探し回る仲間達の姿なんて想像もできないままに突き放した。それが「彼等とは違う」という意味の答えだと勘違いして。

緑の少女物語
別名贖罪の物語。雪奈とは対照的に光であるセツナ・モカ・ワールドは女神の頼みにより過去の世界を救うために幼馴染のニオと共に時空転移する。
そうして出会った憧れの英雄達や悲しい末路を辿った敵対する組織の者達との出会いや別れ。そうして明かされた真実と知った誕生の秘密。
彼女は惑星そのものであり崩壊すれば世界は滅ぶ。世界を危機に追いやってしまったその罪の意識から「光の使者」となり神殿の主として生活していく。
もう一人の自分である「時の使者」を救うべく星を渡り彼女の前へと姿を現した。僕等の罪を償うために……。
永久に続く命の中で残される者の悲しみと、死んでいく者の儚さを知ったセツナは彼等の分まで生き続けていく。どんなに悲しくても辛くても寂しくても優しい笑顔で生き続けていく。それが自分にできる精一杯の償いだと思って。

悪の少女物語
セツナ・モカ・ワールドの魂を引き継いで生まれて来たせつなは自分の使命や宿命など何も知らずに平穏な世の中で暮らしていた。
だけど乱世の世の中へとトリップしてしまう。そこで出会ったのはゲームの中の登場人物だと思っていた人達で助けられた恩を返すために彼女は武器を手に取り戦うことを選んだ。それが自分にできる精一杯の事だと思って。
そして彼女は「悪」となり「罪」を犯した。それでも彼女は笑顔を忘れない。その笑顔の仮面の下で泣いていたとしても。
残された者の悲しみと後悔を胸に殺してしまった人達の想いも知らずに彼女は「闇」に染まっていった。

氷の少女物語
雪奈の魂を引き継ぎ生まれて来た刹那は「罪」と「罰」を胸に刻み生きていた。ライム達と過ごして得た「人間らしさ」を取り戻した彼女はそこで会った「主」や周りの人達と関係を築いていく。そして悲しい乱世の定めか彼女はまた「罪」を犯す。「闇」に染まっていくことを知りながら。そうして定めにより己も死ぬことになる。いなくなった世界で残された者達の心に風穴を開ける事を知りながら「それが僕の罪への償いだ」と勘違いして消えていくのであった。

東西物語
せつなは罪を背負い暗闇の中を生きていた。大切な仲間達にさよならをつげて向かうのは何処なのかもわからないまま緑石の導きのままに東へと進む。
そのころ丸地雪奈は再び刹那としてこの地へと訪れた。「闇」に染まりそうなもう一人の自分を助けるために。かつて自分がそうして救われたように彼女を助けようと動き出したのである。
そうして「時の使者」と「光の使者」は再会する。残される者の悲しみを知るせつなと死んでしまった者の想いを知っている刹那はお互いの意見を語り合いそして新たな道を歩みだす。残された物と死んだ者の「願い」を胸に抱きながら。

誕生石の物語
定めに従い殺された刹那が次に目覚めると暗闇の世界。そこで永久に続く冷たく暗い世界に一人だけ漂っていた。
今まで出会った人達の姿が思い浮かんでは消えていく。そして気付いたこれがこれこそが自分が犯した罪への罰なのだと。この何もない孤独な空間こそが自分への罪の償いなのだと勘違いする雪奈。
そこに響く三人の声。ここから出たいと願う雪奈と真実に気づいてもらいたいと思う彼等。その意識が一致した時世界はまた巡り出す。死んだ者達の想いを知った彼女は新たな人生を歩みだしたのであった。



基本長編か短編の小説を掲載予定です。連続小説の場合ほぼ毎日夜の更新となります。短編の場合は一日一話となります。 連続小説などは毎日投稿していきますが私事情でPC触れない日は更新停止する可能性ありますご了承ください。 基本は見る専門ですので気が向いたら投稿する感じですかね?