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テレビ特番「江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」(2014年)【感想】同じ年に公開の劇場版より断然楽しかった!

2014年に公開の劇場版「名探偵コナン 異次元の狙撃手」をつい最近見たのだが、ハッキリ言って稀に見る楽しめなさだったので、ほとんど口直しのために見た本作。

ちなみにこれがその記事。

あくまでも個人的な感想なので楽しく見てた方には申し訳ないが、率直な感想を書いたまでだ。もちろん、劇場版だけでなくテレビシリーズあるいは原作を読んできた方には登場人物(FBI捜査官たち、世良等)にも馴染みがあるだろうからもしかしたら楽しめたのかもしれない、とだけは言っておく。

さて、このコナン失踪事件のテレビ特番である本作。レギュラーメンバーはいたってシンプル。そして、今作だけのキャラクターもまぁまぁ出てくるが、性格も登場の仕方も分かりやすくってよかった。

そして内容だが、阿笠博士のお風呂が壊れたということで、コナンたちが銭湯に行くところから話が始まった。いつものごとく、銭湯の中でもあやしい人物ばかり。コナンがなんとかしようとするものの、滑って昏倒したところから状況が一変。なんと連れ去られてしまった。

新一から蘭へのメールとして、「一緒にご飯食べた」とか書いてよこしたが、蘭は鵜呑みにして勝手なことをと怒り心頭。当のコナンは昏倒のショックか記憶がない様子で、果たして・・といったところだ。

今回は異変を察した灰原が阿笠博士を巻き込んで活躍するという珍しい話にもなっている。実際にはコナンも記憶を失くしたわけではなく、そんなフリをしていたのだがそれが分かるのはあとになってから、という物語の構成がとにかく楽しかった。特に後半は急に「二日前」に話が戻って、事件の裏側はこうだった!というのを見せてくれて、その時のワクワク感といったらなかった。

そうしてなんだかんだで事件が解決するのだが(顛末はぜひ本編で!ちなみにU-NEXTで視聴した)、今回のコナンの去り際が特にかわいくて、カッコよかった!!いっしょに銭湯に行って体洗ってあげたくなっちゃうぐらいだった!!(すげなく断られるだろうが)

そんなのは半分冗談として、今月(6月)はかねてからそうしようと思っていた、1弾から劇場版「名探偵コナン」を見ていく!そして感想をブログに書く!!という試みをしてきたのだが、なぜか18弾だけは面白さをあまり感じることができず、これ以降は面白くないのかと一瞬だが思ってしまっていたところだった。だが、劇場版ではないものの、テレビ特番では面白さはちゃんと健在だったのを確認できたので、たまたま好みが合わなかったと思うことにした。

そして、あとになって知ったことだが本作「コナン失踪事件」は「鍵泥棒のメソッド」という邦画作品の監督・脚本を務めた内田けんじという方が脚本を担当したということで、そちらの映画も合わせて観てみようと思う。(「鍵泥棒」に出演の香川照之さん、広末涼子さんが本作にも声優としてゲスト出演されている)


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