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ドラマ「君と世界が終わる日にseason1」【6話~10話(最終話)までの感想】ミンジュン、大好きだ!

season1、とうとう最終話まで見てしまった。ひとつを見始めたら、もう止まらなかった。6話から一気に駆け抜けてしまった。

タイトルだけで感想はもう最も伝えたいことは書けた気がする。響たちの仲間のひとり、ミンジュンが大好きになった、ただそれだけでいいかもしれないと思ったのだ。あまり多くはもう語りたくない。彼を何で好きになったのかというのをここで語るよりも実際に彼の生きざまを見てほしいからだ。

とはいえ、主人公は響だ。彼に話を戻そう。ある時をきっかけに響は、今までまとっていたキラキラ主人公オーラ(あくまでも個人的にそう見えていただけだが)を一時的にとは言え、失くしてしまった。おいおいって思ったが、彼もひとりの人間だったってことだ。そのことをガツンと思い知らされた。それでも最終話あたりでは響はしっかり主人公感を取り戻したようで、それはそれで嬉しかった。(と同時に、からだが相当に頑丈なんだなとも…)

さて、来美だ。申し訳ないが、最終話まで見てもどうにもこうにも好きになれなかった。彼女はヒロインというよりも、隠れダークヒロインだと思ってる。前面にダークが出ているわけではない。小悪魔的なやつでも、いわゆる悪女というわけでもない。悪意はないし、当人にそのつもりもないだろうが、なぜか物事を悪い方に悪い方に導いてしまっているようなヒロイン。むろん、彼女だけが悪いわけでないし、圧倒的に首藤が最悪な存在なのは間違いない。それでも、各話の終わりにラブラブだった響と来美の回想シーンが流れるが、途中から正直見るのもうんざりするぐらいに好きにはなれなかったのだ。そんな彼女を最終話ではやっと少しだけ見直しはした、とだけ言っておいて触れるのは終わりにしたい。

一方で、柊木のことが少しずついいなと思い始めるようになった。彼女に対しての個人的な高感度が気付いたらめきめきとあがっていたのだ。切ない彼女の思いが成就するといいなとは思うが、それはさすがに無理だろうな…。いつか幸せになってほしい。それと同時に、紹子さんの人間性が彼女を通して見れたのもよかった。元夫のこともあるが、彼女も幸せになってほしい。そして、もちろん娘の結月ちゃんもだ(とはいえ、彼女は少しあやうくて心配ではある…)。

そしてミンジュンの上司でもある甲本(マキタスポーツ)。長い物には巻かれよの典型的なタイプだが、いちばん現実にもいそうな存在。嫌いにもなりかけたが、持ち直して男を上げたように思う。

ほか、猿ノ島で出会った元研究員・御前崎(宇野祥平)。彼を仲間と読んでいいのかいまだにわからないが、なにげに重要な人物でもある。
「戦う相手を間違ってるんじゃないのか」
というセリフがとてもハッとさせられた。ほかにも医療の知識などいろんな意味で響たちの助けになっているが、一方でいまだに読めないところも多い。次のseasonでもまた何かありそうですごく気になる…。

最後に等々力だ。響と来美の関係より、圧倒的に等々力との関係がとても気になっていた。(やたら裸になっているのも気になった笑)そんな彼がまた等々力達のもとに戻れたのがまずよかった。おそらく全部ではないが、響との関係が悪化したきっかけもちゃんと触れられたのもよかった。これまでの言動を置いておくことはできないものの、等々力のことが少し好きになれたかもしれない。

そうしてseason1は最終話を迎える。season1ということは配信当初も銘打っていたのかは知らないが、少なくともseason2があるということだ。一部のシーンさえなければ終わってもいいとは思ったが、これで終わりではないようだ。これ以上最悪なことはないんじゃないかと思いながら、season2でも引き続き彼らを見守っていきたい。



追伸:
なぜかほとんど触れられてなかったが「希望の家」というフェリー、思いきりあやしくないだろうか。本当に「希望」はそこにあったのだろうか・・・。

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