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「ひぐらしのなく頃に命」思語り編

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スマホゲーム「ひぐらしのなく頃に命」ストーリーの感想note。攻略記事ではありません。「命」に限らず、「ひぐらしのなく頃に」の多少のネタバレを含みます。基本的に「ひぐらし命」スト…
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2022年7月の記事一覧

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部7章【"マツリ"感想】"雛見沢大災害"ではない惨劇のワケを知りたい

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部7章【"マツリ"感想】"雛見沢大災害"ではない惨劇のワケを知りたい

襲ってくる魅音や村人たちから逃げる一穂と奈央、あわやの危機に圭一と詩音が助ける。そして、なんとか美雪とも合流するのだが、大石に襲われる赤坂衛を助けて負傷。大石をやっつけて、命からがら入江診療所に駆け込む。警戒しながらも休んでいた一同だったが、一穂が田村媛とやっとで連絡したあとに、今度は魅音が襲ってきて……。ざっくり言えば、7章はこんな流れだ。

本編にある「雛見沢大災害」の黒幕も暗躍してはいたよう

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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部5章【"ソウイ"感想】主人公3人が"前原圭一"と出会った話

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部5章【"ソウイ"感想】主人公3人が"前原圭一"と出会った話

美雪が最も出会いたかった人と出会ったものの、あくまでこの世界の彼だという現実に押し潰される美雪。この場面では3人の性格がそれぞれよく出てたように思う。新たな一面が見れたと言ってもいい。

そして、一穂の家に改めて行こうとした一穂たちは先日おもちゃ屋で会った男の子、前原圭一と再び出会う。彼に対する魅音たちの敵意の目のワケを聴いてみるが、彼にも全く身に覚えがないという。それでもくさらずに、恨まずにいる

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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部4章【"ユガミ"感想】本編とは違う不気味さ潜む雛見沢

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部4章【"ユガミ"感想】本編とは違う不気味さ潜む雛見沢

この4章からはやっと3人目がちゃんと登場する。名前は鳳谷 菜央(ほうたに なお)。15歳の一穂たちより年下の12歳。見た目の可愛さとは裏腹になかなか難しい性格のようで、美雪とはあまりにもソリが合わなそうで、そんな2人に割って入るのが一穂。そんな図式が3人には当てはまった。

それでも特殊な雛見沢にやってきたのはこの3人以外にはいなく、協力するほかない。そんなわけで、一穂、そして続いて美雪がどうして

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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部3章【"コンワク"感想】意外に重要な章かもしれない

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部3章【"コンワク"感想】意外に重要な章かもしれない

3章は3人目の子の登場回。ただ、ちゃんとこの子と話す機会は2人にはここではなかった。

今回も美雪と一穂2人で登校したのは同じ。だが、羽入なる少女と出会う。羽入の角に2人とも違和感は感じつつも、魅音たちの圧倒的な圧に負けて何も聞けなかった、という場面がある。この圧は何だろう……。魅音たちがというより、見えざる何かの演出のような感じだ。

そして、この人物が登場する。

文脈では鷹野さんより話しやす

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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部2章【"ソウグウ"感想】2人のバディ感をひしひしと

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部2章【"ソウグウ"感想】2人のバディ感をひしひしと

初めての美雪との出会いもつかの間。彼女に(本人は自覚はきっとないが)詰め寄られて一穂が昏倒してからの第一部2章【ソウグウ】。

一穂が目覚めたのはとある部屋。「ひぐらしのなく頃に」を知った人からしたら見覚えのある部屋だ。まだゲームを始めたばかりだし、部屋の背景は原作あたりの使い回し?と一瞬思ったが、そうではなかったようだ。(詳しくはのちにわかる)

一穂が階段を降りると、そこには美雪が朝ごはんを用

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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部1章【"キカイ"感想】夏美じゃない公由家の娘が主人公の「ひぐらし」の始まり

ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部1章【"キカイ"感想】夏美じゃない公由家の娘が主人公の「ひぐらし」の始まり

最初、このゲームがリリースしたときはしばらく様子見だった。圭一たちが主人公じゃないのがひとつの理由。もうひとつの理由は、スマホゲームは個人的に今まで長いこと続けてプレイできたためしがなかったからだ。なぜか途中から飽きてしまったり、ストーリーがライト過ぎたり、進めるのが難しすぎたり…。

ただ、気になって気になって、ついにリリースから数ヶ月後には結局ダウンロードしてしまう。最初はゲームシステムがほと

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