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ゲーム「ひぐらしのなく頃に命」第一部1章【"キカイ"感想】夏美じゃない公由家の娘が主人公の「ひぐらし」の始まり

最初、このゲームがリリースしたときはしばらく様子見だった。圭一たちが主人公じゃないのがひとつの理由。もうひとつの理由は、スマホゲームは個人的に今まで長いこと続けてプレイできたためしがなかったからだ。なぜか途中から飽きてしまったり、ストーリーがライト過ぎたり、進めるのが難しすぎたり…。

ただ、気になって気になって、ついにリリースから数ヶ月後には結局ダウンロードしてしまう。最初はゲームシステムがほとんどよくわからないまでも、それでも何とかストーリーも追っていけたので続けてこられた。そして今もなお続けていけているのは、ストーリーが思いのほか良かったからにほかならない
。(と同時にゲームがいまだにうまくできなくてもストーリーを進めるのにほぼ支障がなかったから)

さて、物語は公由 一穂(きみよし かずほ)が平成5年の雛見沢にやって来たところから始まる。「雛見沢大災害」が起きたあと、何年にもわたる封鎖さえも解けたあとの頃だ。そういう話なので、どちらかと言うとアニメでもゲームでも話を知ってる人向けと言えるかもしれない。

そして知ってる人からしたら、公由(きみよし)という苗字の女の子と言えば夏美を思い浮かべるかもしれないが、彼女ではないし、彼女とも一穂は面識がたぶんない。血の濃さで言えば夏美より一穂の方が近いが、「ひぐらし命」で初登場の女の子だし、圭一たちとも特に接点がない存在だ。そんな彼女がどんな世界をこれからどう紡いでいくのか不安と期待でストーリーを読んでいったのが第一部1章だ。

話を戻して、一穂が訪れた平成5年の雛見沢、しかも大災害ののちだから圭一たちがいるわけではない。村人さえも誰もいない、ほぼ廃墟とも言える雛見沢だ。そんな場所でなぜか公由 一穂は異形のものに追われてしまう。そんなとき、いきなり神様っぽい存在と出会い、ロールカードとかいうものをもらって異形のもの(今後「ツクヤミ」と称する)をやっつけて…とざっくり言えばそんなかんじで話が進む。

さらに話が飛んで、一穂は「ひょんなこと」で昭和58年の大災害の起きていない雛見沢に飛ばされる。そう、圭一たちがまだ生きている雛見沢だ。そこでもツクヤミが出てくるが、ある女の子と出会って一緒に戦ってやっつける。その女の子は、赤坂美雪(あかさかみゆき)。

彼女は、あの赤坂 衛の娘だ。メインの女の子の中では唯一、既出キャラでもある(本編には出てないに等しいが、「ひぐらし奏」にはオトナの美雪はわりと出ている)そんな彼女と一穂が初めて出会ったところで第一部1章が終わる。ほとんどエピローグ、序章かもしれない。でも、先を知りたいと思うには十分だった。そして、当然のように2章も読み進めることにしたのだった。

追伸:

一応、ユーザーID乗っけておきます
部活ずっとひとりなのでよかったら

rcgQTrg8


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