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No.177/ギャップがあって当たり前

2024.06.25

こんにちは、くのてつです。

いろんな人におふくろの味は何か?と聞いてみるのはおもろしいなと思います。

今日も仲間とそんな話をしていて、自分のおふくろの味はダントツで卵焼きでした。

母がつくる卵焼きより美味しい卵焼きを食べたことがありません。

その他の料理は全然あるのですが…(笑)

今大人になるといい思い出のように振り返れますが、実際に今食べている人たちはなかなか気付けないことかも知れません。

親の心子知らず…ですかね。

これって意外と親として受け入れるのが難しいことだったりします。

今朝も、接点のある高校生のお母さんと話していて、こんなことを言われました。

「いつもは全然対話をする機会もなく、うるせぇだの、ほっとけだの言われて心が折れそうになるんです。でも昨日は一緒にご飯を食べていろんな話ができて、嬉しかった」

ちょうど昨日は彼と1時間ほど対話をする時間があって、その後の彼の行動がそうだったという話です。

自分のおかげで…なんて一切思ってないですが、思春期ど真ん中の彼がお母さんに歩み寄る様子は「いいなぁ」と思います。

彼もお母さんもお互い向き合っている証拠やなと感じる訳です。

そんな彼は自分と対話している際に、お母さんの悪口は一切言いません。

あれやこれや言われて鬱陶しい時はある、とは言え感謝の言葉を口にします。

自分のことを考えてくれているのは分かると。

これがポイントだと思うんです。

本当に親が憎ければそう簡単に感謝は口にできないでしょうし、口にしても違和感があります。

憎いけどかばうことはあると思いますが、これは感謝と違うので分かります。

ですから、彼のような反応は親子関係がうまくいっている証拠のように感じるのです。

でもお母さんはその瞬間を知りません。

まさか自分への感謝が述べられているとは思っていないでしょう。

そのギャップがあってこそ自然な親子関係なのかも知れません。

それでも親御さんはなかなか割り切れるものではないでしょう。

分かっちゃいるけど、一番近い存在である我が子の横柄な態度にはイラッとするのよ…が本音ですよね。

それも分かる。

イラッとしたらダメって誰が決めたのでしょうか?

親は大人は完璧でなければいけないと誰が決めたのでしょうか?

親御さんも人間ですから怒ってもいいと思います。

感情的になるシーンがあってもいいと思います。

その分それを引きずったり、普段の関係に影響することなく消化したいですよね。

で、ここが難しい…となる(笑)

遠慮なく思いっきりぶつかることで、その近道になるのでは?という気もしますが。

いずれにしてもギャップがあって当たり前なのだから。

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