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文章を書きながら思うこと

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文章を書く中で湧いてきた〈文章を書くこと〉にまつわる疑問や悩み、気づいたことやわからないこと、個人的なこだわりなどを、ここに集めています。
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2020年7月の記事一覧

noteの運営の方におすすめアカウントに選んでいただいていた期間があったからか、フォロワー数は異様に多いのですが、おそらくほんとうの読者は5〜10人くらいだと思います(体感です)。「ウケる」ように書くつもりはない。でも、やっぱり反応は気にしてしまう。ダサい葛藤と闘っています。

「ただのお絵描きだよね」とか「暇なんだね」とか、実際に言われている時期があって、その声を適度に無視してこられたから、いまできることができています。文章やほかのことだってそうだろうと思う。その時期の孤独は、なにかにチャレンジしようとするたびに、セットでついてくる。こつこつやろう。

しばらくまえに書いた文章を読み返していると、「いまだったらこの漢字は、ひらがなに開くのに」とか「ここにも読点(、)を入れたほうが、リズムが出るのに」とか、瑣末な部分に目がいって、そのすべて現在の基準で直したくなってしまいます。でも、実際にそれをすると、新しいものが全然書けない…!

改行は、映画でいう演出や編集のよう。言葉の強弱、画面のどこに誰が立つのか、寄りか引きか、カットの切り替わるタイミング、スローモーション…。読むたびに少しずつ修整したくなってしまいます。