久野貴詩 / Takashi KUNO
ご依頼を受けて描いたイラストをまとめました。
メディア掲載の記録をまとめています。
オリジナルの新作イラストをまとめました。
日記です。その日、書きながら考えたこと。
Original Drawing Project by Takashi KUNO
久野貴詩 - イラストレーター。 愛知県名古屋市出身、現在は東京都武蔵野市に在住。 国内外問わず、書籍・雑誌・広告などの多方面にアートワークを提供しています。 キャラクターデザインやロゴデザインの分野でも活躍中。 独自の線画をベースとした、ジャンルを選ばないユニバーサルな表現が特長です。 - 1987.3.1 愛知県名古屋市生まれ 2009.3 明治大学文学部卒業 2011.3 桑沢デザイン研究所デザイン専攻科卒業 - お仕事のご依頼・ご相談は、下記のメールアドレスまでお送り
202406: DAYS GONE BY https://note.com/kunotakashi/n/n06d016fd3967 - 6月は3日しか日記を書きませんでした。 それでもいちおう、毎月恒例の目次はつくっておきます。 よろしければ、リンク先からお読みください。
20240603書きたい気持ちを抑え込んでしまった日々/ジョナサン・グレイザーの新作『関心領域』/緻密な音のつくり込み/「The Zone of Interest(関心領域)」という言葉/「未来の光景」を幻視するヘス/サーモグラフィーで表現された少女 約1300字 20240604シャープペンシルを使ってイラストを描く/即興的な試みから生まれた〈CREATION〉/シャープペンシルの線画を仕上げるプロセス/迷った末に「強さ」を求めた彩色/次の個展を意識させる新機軸 約130
2024年も上半期が終わる。6月は結局、日記をほとんど書かなかった。noteの下書きページを開き、何度も書こうとはしていたものの、駄目だった。毎日欠かさず日記を書いていた時期の気持ちが遠くなっていく。あれはいったいなんだったのだろう。まるで18歳のころのような気分で、これから試してみたいことが溢れ出てきていた。書かないから低調なのか、低調だから書かないのか。どちらかはわからないけれど、なぜか書きたい気持ちを抑え込む日々がつづき、書くことによって積み上げてきたわずかな自信さえ失
シャープペンシルを使って、久しぶりにイラストを描いた。道具を変えれば、扱う紙も変える。サインペンの場合は、一般的なコピー用紙。シャープペンシルの場合は、1枚1枚をミシン目に沿って切り離すことができる、表面のザラついた薄手のスケッチブックの紙。シャープペンシルの芯(2B/0.5mm)が、適度に引っかかる感じがほしい。 今回のイラストにつけた〈CREATION〉というタイトルは、描いている途中ですでに浮かんでいた。なにを描くかは事前に決めていない。最初に人物の顔の輪郭を描き、そ
1行目を書き出せば、日記は書き終えることができる。それがわかっているのに、なかなか書きはじめることができない日々を過ごしていた。書いていないあいだにも、「したこと」は溜まっていく。たとえば、角川シネマコレクションのYouTubeチャンネルで黒沢清監督の『蛇の道』(1998年)を見たり、ジョナサン・グレイザー監督の新作『関心領域』を劇場へ見に行ったり。それぞれに対して感想はあるにもかかわらず、書けなかった。書きたい気持ちをなぜか抑え込んでしまった、低調な毎日。 『関心領域』は