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私はマットレスになりたい、、、!(あ、仕事の話です。)


みなさん、こんちには。
ROBOT PAYMENTにて管理管掌役員を勤めております久野です。

前回は簡単にROBOT PAYMENTにジョインするまでのお話でしたので、
今回はROBOT PAYMENT入社後、”管理部”になってからの価値観の変化について書かせて頂きます。

(前回の記事はこちら^^)

管理部の理想形は、”低反発”マットレス?

そもそも、管理部って会社の何でしょうか。
屋台骨、土台、お相撲さん足腰、そういった捉え方が一般的かと思います。

ROBOT PAYMENTに入社するまではそう思っていました。

でもいざ自分がその身になって思ったことは、いわゆる一軒家の土台みたいなものではないんじゃないかな・・・と。

そして、色々考えた中で一番しっくりきたのが「低反発マットレス」です。

寝る (1)

通販番組でよく見かけますよね。(笑)
よく見る、というか深夜番組とかプロ野球を地方テレビのチャンネルで見ているときにイニングの合間にCMで出てくるので目に入ってしまう、が正しいかもしれないです。

・・・そして、今みなさんの頭の中に「某○○スリーパー」のCMが流れたのではないでしょうか。

はい、そうです。人の寝ている体勢、寝相がどんな風でも背骨がちゃんとまっすぐ正しい形になるようにマットレスが形を変えるっていうあれです。
某有名人が出張に持って行ってるとかいないとか、あれです。

さて話は戻りますが、そのCM中、寝ている人が起き上がって、その人の寝相の形がくっきりマットレスについているのを何度も見ていたときに、ふと管理部のあるべき姿ってこういうものではと思うようになりました。

どういう事かというと・・・

某○○スリーパーのように、

・寝ている人(≒会社)を包み込む役割
・その姿や形に応じて支えていく
・しっかり正しい形で事業が進むようサポートしていく

そういうあり方が管理部の理想なんだと思ったんです。

事業部と相対するところでは臨機応変に対応する、でもその一番下のベースの部分では形は変わらない、変わってはいけないというところでしょうか。
でも、言うは易く行うは難しで実際は「絵に描いた餅」状態になってしまっています。

現実は、生卵状態?

先ほどの理想形から表すと、現状は「生卵」状態というのが本音かもしれません。

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ある程度の重さまでは耐えられるものの、どしんっと座られると一気にぺしゃんこになってしまうような。

何が言いたいかというと、そもそもの管理部内の組織体制が足りていないということです。。。!

挙げるときりがないのですが今の課題はこんなところでしょうか。

【課題①】管理部の基盤が整っていない
会社が急成長を遂げる中でその場しのぎでやってきたつけ、過去からの負の遺産、というか文化も含めて直さなければいけないところがたくさんあります。

具体的には業務のマニュアルが存在していないことで個別の業務が超属人化されていたり、規程やマニュアルがあってもそれと実態が大きく乖離していたり。。。内部監査でも指摘が多くあり、そもそも事業部との関係をどうしていくべきかの前に、自分たちの内部に正すべき事項がたくさんあるという状況です。

特に当社のようなベンチャー企業だと、事業部側の変化が激しく、管理部がやっとキャッチアップしたと思ったらもう違うことが始まっている、先月始まった施策がもう終わっているなんてこともよくあるため、短期間での変化を許容する気持ちでないとやっていけません笑。

【課題②】事業部との距離が近いようで遠い
執務室も一つで距離的にはせいぜい10~20mくらいしか離れていないのですが、心理的距離は結構遠い気がします。
事業部が悪い、管理部が悪いということではなく、なんか遠い。
みんな忙しい、自分のミッションだけで精一杯という余裕のなさが大きな理由な気がしています。

【課題③】頻繁に起こる体制変更
事業部側は体制変更が頻繁に起きます。悪いことではありません。急成長の証でもあると思います。
でも指揮命令系統が変わると、誰を押さえないといけないか、が変わります。
組織が複雑化している場合、場合分けでこういう時はこの人、こういう時は別の人、というのが正しかったりします。これをちゃんと追うのは結構大変で、変わるたびにそれを管理部内で周知していくというのも大変だったりします。

では、これらの課題に対して今管理部チームではどのように対処しているか?

日々模索しながら、取り組んでいることをざっと紹介いたします。

「チーム内の意思疎通を図る」
(超基本ですけど)やっぱりあるべき姿をちゃんとチーム内で共有すること、そうしないと課題も共有できません。
→月1で管理部の社員と1on1を組む、管理部内での課を越えた横の絆を深めるといったことをしています。
「Todoに落とし込み、それを評価するという仕組みづくり」
①のコミュニケーションから見えてくる課題にみんなで取り組むこと、それをちゃんと評価する仕組みを作ることは非常に重要です。
→何をこの半期の目標として何を実践するのか、それを上司部下で月一でしっかり定点観測していくという仕組みを作っています。
「部署を超えたコミュニケーションを増やす」
管理部内だけでなく、事業部側ともしっかりコミュニケーションを取ること、そして常に社内で起こっていることがキャッチアップできる体制を作っていきたいと考えています。
→週一で事業部のMTGに管理部のメンバーが参加したり、情報共有の場を作ったりしてます。

一つ目はめちゃくちゃ重要だと感じています。
ちゃんと理想像と課題を認識して、自分の中にそれを落とし込まないと何事も本気で取り組めませんよね?少なくとも自分はそういう人間です。

・・・でも一朝一夕にはできません。具体的なアクション、どうしたらよいか日々悩んでいます。ただ、こういった悩みも、社内での意見交換だけではどうしても視野が狭くなってしまったり、考え方も凝り固まってしまったりするのでは・・?と考えており、これを解決していく、今後も「管理部」をアップデートをしていくためには、社外とのつながりも広げていきたいと考えております!

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そのため、こうしてnoteなどで発信することで同じ立場の方々とつながり、情報共有していければと思います。
ぜひ他社さんの事例を勉強させていただいて、様々な経験をされている方々にアドバイスいただきたいです!

そしてそして、実は、先日ひっそりTwitterも始めてみました。
(まだあまり呟けてないですが💦笑)
もし、よろしければ繋がって頂けると嬉しいです!

また、現在管理部の中でも”経理”の横のつながりを広げようと弊社経理担当が主導の「日本の経理をもっと自由にコミュニティ」を発足いたしました!

経理のご担当者興味を持っていただけた方は、ぜひご気軽に参加してみてください^^

日本の経理をもっと自由にコミュニティ バナー

管理部というのは、営業と違って担当部署に対する人数が少ないが故、悩みの共有というだけでも、なかなか難しいですよね、、、。

だからこそ、社内だけでなく、社外の方々とも、もっともっと意見交換の場を広げ、お互いアップデートする機会を作っていければなと思います。

そして、私は理想像である「低反発マットレス」のような管理部を実現していきたいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。