見出し画像

0311のてんき

2011年3月11日は自宅にいました。
何がしたいんだろうと花粉症と闘いながら日々過ごしていました。
そんな時でした。

あの頃も自粛自粛の日々でした。
日々の情報に飲み込まれないように、自分を見失わないようにいたような気がします。
その中でようやく見つけた募集がありました。

それが、ギャラリー運営のサポートスタッフでした。
その中に子ども向けワークショップのお手伝いも含まれていました。
今となってはどちらがメインだったか正確に覚えていませんが、ギャラリーの運営で探していたように思うので、このような募集だったと思います。

そう、これが出会いなのです。

こんな最中に問い合わせをして、3月の終わりか4月の頭かに面接をしました。
その会場の時計は、あの時間で止まっていました。

5月くらいに初めてのワークショップのお手伝いをしたと思います。実際はギャラリーの展示よりワークショップの方が多く、毎月、準備とワークショップに参加していました。

それから約1年半後、始動するわけです。
立ち上げようと決めて数か月、想定より1年ほど巻きで始まりました。あの初めてのワークショップは勢いでスタートしたのです。

あの3月がいろんな面から見ても節目だったと思います。
そして今、また何がしたいのだろうとぐるぐるしています。
くのむらきかくのことは決まっているのですが、自分自身はどのような日々を送り、どのような成長をしたいのか、を考える日々です。
あの時と同じような気持ちでいます。
それがなんの因果か、またこの季節。
2020年の花粉との闘いが楽勝に近いことだけが違います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?