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2016年に書いた初心の気持ち

3年前に書いたものです。
たまたま話をしていて、この記事を読み返したくなりこちらにも再掲。
未だに『ワークショップしています』に対する問い『どんなワークショップをしているの?』に上手く答えられません・笑

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以前から『くのむらきかくという名前でこども向けワークショップをしています』と話すとアート関連と見られることが多いのですが、すごくそこに違和感を持っていました。
私はアート畑出身ではないので、アート関連のワークショップをしているつもりは微塵もなく。。。
そうなると自分はなんのワークショップをしているんだろうか。
ものづくり?とはいっても…『?』だ。一体なんだろう?

そんな違和感はいっときのもので、ワークショプをしているとき、考えているときは忘れています。
そして、あるとき立ち上げたときの気持ちをふと思い出したのです。

親子でいる時間と思い出。

もともと『家族』について勉強がしたかったのですが、希望していた授業は入学と同時になくなるなどして、機会を失っていました。
その後も『家族』を題材にした本などを手にしたりしていましたが、あまりにも前のことで学ぼうとしていたことは忘れていました。(それについて卒論も書いたのに)
数年が経ち、巡り巡って、無意識ながらも『家族』に戻って来ていたと最近気付いたのです。

『家族』とはなんなのか。人間が初めて属する『社会(コミュニティ)』が家族ではないでしょうか。
何年生きようと『家族』との思い出は鮮明な気がしています。それも幼少期。そのころの思い出はぼんやりしているのだけれど、どこか鮮明です。
今となっては『あれはどこなのか』『なんだったのか分からないけれど楽しかったなぁ』という場所は誰にでもあると思うのです。そしてその思い出は『家族』と一緒なのです。そんな思い出が私にもいくつかあります。その後、関係が悪化しても、その思い出は今の自分の根っこになっている気もしますし、楽しかったことだったりします。こんな風にじっくり考えないと気付きもしませんが。

そんな場所のひとつになれたらと思い立ち上げました。そのための手段が自分も好きだった工作・ものづくりだったのです。床一面に落書きや家では触れない道具や材料。そんなことが思いっきり出来る場所。お教室という名前より、遊び場があったら楽しかっただろうなぁという自分の希望です。
いま、参加している子たちには『いろんなものを作れるよくわかんない場所があったなぁ』と大きくなってうっすら思い出してくれたらなぁなど妄想しております。

こんなに長々書かせて頂きましたが、楽しんで時間を過ごして頂ければそれだけで良いのです。今まで通り一緒にたくさん笑いながら、90分を過ごしていきたいです。

そして現在、土曜日のみの開催ですが、平日を視野に入れようと思います。
2〜3歳児も参加してくれていますが、この年齢層に向けて平日の開催をしてみようかなと考えました。平日の昼間の遊び場のひとつに加えてもらえた良いのかなと思います。もちろんお休みのそれ以上の年齢層も歓迎です。
早速9月から開催します。
少しずつ開催地域も増えていきそうです。
この10月で4周年。少しずつですが、こうやって一歩一歩参加してくださるみなさまに楽しんで頂けるよう、進んでいこうと思います。

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平日開催はしてみたものの、力量不足でお休み。
今ならもう少し上手くできるだろうか。

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