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Want toとHave toについて

ライフ研究家ときどきライフコーチの菅原です。
見切り発車で独立し、早くも10日目となります。


「ワークライフバランス」でも
「ワークアズライフ」でもなく
「ライフライフライフ!」


"ライフ"を100パーセント味わうべく、
今朝は5時半に起床、30分散歩をした後、
子供達のお弁当を作りながら洗濯をこなし、
一緒に学童に登校し、日中はスタバで優雅に
noteをしたためておりました。

noteを書き終えたらサウナに行く予定です(笑)

さて、今日は後悔ない人生を生きるために
最重要といっても過言ではない、
Want toとHave toに関する情報をお届けします。

Want toとは

ただただ「好き」や「したい」という気持ちだけで
やれてしまうこと。

言い換えると「愛」や「好奇心」によるモチベーションのことです。


・夜通しポケモンをやり続ける小学生
・夜中にこっそり家を抜け出して、彼女(彼氏)に会いに行く高校生

例えば、これはWant toの典型ですね。

人はWant toで何かをしているとき、最高に創造的になります。

ここで僕のちょっぴり恥ずかしい実話のご紹介です。


小学6年生の夏休み、友達の家に10名以上で泊まりにいきました。

ちょっとエ○チな深夜番組をどうしても見たかったので、
ご両親が寝静まった後、テレビのある部屋に侵入。

テレビのある部屋はご両親が寝る部屋の近くなので、
見つからないよう、細心の注意を払う必要がありました。

ご両親が起きてこないかを見張る係、
テレビの光が漏れないよう毛布で遮光する係、
手際良くテレビの音量を調整する係、

など、みんなが一つのゴールに向かい
ものすごい主体性と創造性を発揮し
各々の役割を全うし、
無事ミッションコンプリート(笑)

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これは非常にしょうもない事例なので、
参考にならなかったら恐縮ですが、
みなさんも特に子供の頃に同じような経験があるはずです。

本当のWant toは、周囲の抑圧や強制をも跳ね除け、
ものすごいエネルギーを生み出しますし、
Want toでやってみたことは、
完全に誰からの強制も受けない、
自分で腹を括ったチャレンジなので、
仮にうまくいかなかったとしても、
後悔は一切ないというのが僕の持論です。


Have toとは

反対の概念がHave toです。これは
「〜ねばならない」「〜しなくてはならない」と、
外圧がモチベーションとなってることをいいます。

その背後には「やならいと、さもなくば...」という
何かに対する不安や恐れがある場合が大半で、
「恐怖」によるモチベーションと言うこともできます。

会社員X
「深夜残業してでも、この報告書を本日中に作成しないといけない」
(さもなくば、明日上司に大目玉を食らう...)

アスリートY
「つらい練習に歯を食いしばってでも、耐えないといえけない」
(さもなくば、応援してくれるファンを裏切ることになる...)

主婦Z
「毎日掃除も洗濯も料理も、完璧にこなさないといけない」
(さもなくば、姑やママ友からできない母親だと思われる...)

これらはいずれもHave toに囚われている発言の典型ですが、

人生でこういう状況ってめちゃくちゃありませんか?(笑)

僕も35年間生きてきて死ぬほどありましたし、
人生のモチベーションを割り振ると、
Want to:2、Have to:8、くらいだったのかなと思います。

非常にやっかいなのは、
Have toによるモチベーションが
成功体験を生むこともあるため、
よりHave toループを強化していくことです。

僕自身も、

「絶対受からないと言ってきた先生をぎゃふんと言わせたい」

という気持ちが原動力となって志望校に合格できたり、

「絶対周囲から認められたい」

という気持ちで仕事にコミットし成果に繋がったりと、
一時の成功体験に作用することが
非常に多くありました。

しかし、今確信を持って言えるのは、

Have toによるモチベーションは非常に不健全で長くは続かない

ということです。

Have toの世界で生きている以上、
一時の承認欲求は満たされても、
本当の意味で幸福を実感できるようにはならない
と心の底から感じます。

子供を見ていてもそれは強く感じます。

作用反作用の法則をご存知でしょうか?

外から圧力が加わると、それを押し返そうと逆向きの力が働くことで、
これは人間も同様です。

子供のころ「宿題やりなさい!」と親から言われたときに
「ちょうどやろうと思ってたのに...やる気無くした」と
思ったことありませんかね?

つまりHave toで何かをやらされるときというのは、
反発する力を抑え込んでやるということなので、
めちゃくちゃエネルギー消耗しますし、
心身ともにヘルシーな状態ではないということです。

また、外圧が介在するものは全てHave toとなります。

「認められたい」という"承認欲求"は言わずもがな、Have toですね。

加えて

「自分を犠牲にしてでも、誰かのために」(自己犠牲)や、
「過去の自分と同じ境遇の人を救いたい」(自己投影)も

Have toとなることが、非常に難しいところです。

Have toについては、奥が深すぎて
より詳しく説明することも可能ですが、
また別の機会に譲るとして、
このnoteでお伝えしたいのは、

Want toで生きると、非常に創造的かつ楽しくヘルシー
Have toで生きると、エネルギーを浪費し心身ともに不健全

ということになります。

恐怖(Have to)でなく、愛(Want to)に生きましょう。


Have toを取り除くにはゴール設定

「理屈はわかるけど、とはいえ、いい大人だと責任も増えるし、
Have toでやらなきゃいけないこともありますよね?」

ということはよく言われますし、
僕自身もこれめちゃくちゃ思ってました(笑)

しかし、今では究極Have toなことは何一つないと
思えています。

「会社に行かなければいけない」
「いい大学に入るために勉強しなければならない」
「周囲の期待に応えなければならない」

日常にはこういった「ねばならぬ」の発言が溢れていますが、
極論これらを全部手放しても、死ぬことはないですし、
勝手に自分がそう決めつけているだけです。

コーチングではこのようなHave toの鎖を
一つ一つ外していき、その中に潜んでいる
本音のWant toにアプローチをしていきます。

僕自身、過去のモチベがHave toしかなく絶望したことも
ありましたが、コーチと丁寧に向き合う中で、
Want toにたどり着くことができました。

またHave toの鎖を外すことも勇気が入りますが、
小さなことでも良いので
一つ一つ手放してみると、
割と何てことはなかったりするのです。

また、このHave toに囚われたマインドを浄化していくための、
一番のソリューションは

現状の外側のゴール設定となります。

ゴールとは会社の売り上げ目標のようなものでなく、
ここに生きることができたら心の底から最高だと思える世界
のことで、ここに一切のHave toが入る余地はなく、
純度100%のWant toで設定するものになります。

また、仕事だけでなく趣味や家族や健康など、
人生オールライフで設定をします。

ゴールがない状態というのは、
自分が人生で何を本音で大切にしているかの
モノサシがない状態であり、
Have toで生きることを宿命づけられている状態
とも言えます(とても怖い。。)

本音中の本音でゴールを設定することで、
自分が人生で何を大事にするか、
反対に何を手放してもよいかを、
初めて判断できるようになるのです。

ゴール設定に関しても、後日より詳しく解説します。

まとめ

死ぬ間際に一ミリも後悔なく人生を終えたいと心から思います。

人生を山登りに例えてみます。

死ぬ間際に山から景色を見渡したとき、

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「こんな景色を見ることができて幸せだ」

と思って死ねるなら、それはWant toの山を
登り続けてこれた証。

反対に

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「俺はこんな景色を見るために、必死に頑張ってきたのか...」

と思ってしまうなら、それはHave toの山を
登り続けてしまったと、言えるでしょう。


ライフ研究家として、
Want toに生きる実践者として、
これからも"ライフ"を豊かにする情報を
お届けしていきます。

ワークライフバランスでも
ワークアズライフでもなく
ライフライフライフ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ライフ研究家|菅原邦弥

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