若い頃の苦労と通訳は買ってでもしよう【元外交官のグローバルキャリア】
社会人生活で、語学が多少なりともできると通訳に駆り出されることがあります。若い頃にはそれを素直に受け止められない時期がありました。でも五十路も過ぎてみると、若かりし頃の通訳経験はなんと貴重な経験だっただろう、と振り返ります。年齢不相応な重要な会議に出席し、時には頼りにされます。その若さでは普通はなかなかいけない料亭や高級レストランに同行し、雲の上の人々に通訳として語りかけます。
企業のCEOの通訳をしていた時の企業のトップ同士のビジネスのやりとり、アメリカ大使館では米政府高