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「長寿の秘訣は肉を食べているから!」のウソ

まずはじめに、こちらの写真ですが私が大好きな『鉄板さとう』というお店のハンバーグです。
もう5年以上通っていると思いますが、ランチでハンバーグ定食一択なのに全く飽きず、とにかく肉汁とご飯で食べてしまうほどのハンバーグです。
海老スープも好き。

私はバカ食いはしないが、こういう美味しいものはいつまでも食べていたいなぁと思う。

そういえば、よくテレビに出てくる90歳超えの元気なおばあちゃんが
「わしゃ肉を食べてるから元気じゃ!」というけど
皆さんはマネをしないでね!

逆です!

肉が食べられるから長寿であり、元気なんです!

というわけで、今回は「いつまでもお肉を美味しく食べたい人向け」にお話をしたいと思います。


ポイントは
体内でどのように消化・吸収されるかです。

まず、胃でペプシンという消化酵素が分泌されて液体になります。
ご存知の通り、胃の中は酸性が強く
PH(ペーハー)でいうと1~3。めっちゃ酸っぱい。
このPH1~3ではじめて、ペプシンがちゃんと分泌されるのです。

しかし、年齢を重ねるとこの分泌能力が低下します。
なんと、50代以降は80%の人が低下しています。

ということは、食べたお肉が胃で分解しにくくなっているということです!

お肉で代表とされるタンパク質は
体内でタンパク質→ペプチド→アミノ酸という過程をたどり
アミノ酸になってはじめて身体のエネルギーになります。

しかし、胃でしっかりと分解されなかったタンパク質は
ペプチドのまま、やがて腸に残ります。

この「ペプチドが腸に残る」ことがアウトです!
このあとどうなるかというと腐敗します。
腐敗したらどうなるかというとクサイんです!

経験ありませんか?
焼肉を食べまくった後、便がクサイ。
ついでに尿もクサイ。
更にオナラもクサイ!!

これがまさに、タンパク質が体内でちゃんと分解されていない証拠!
腸で腐敗している証拠です。

なので
肉を食べれば食べるほど、腸で腐敗が起こります!
ですから、肉を食べているから長寿で元気なのではなく
肉を食べられるくらい元気で長生きしているということなんですね。


焼肉食べた後だけでなく、
常にオナラがクサイ人は注意ってことだね。
そんな人はずっと腸内で腐敗が起こっているということ。
それからデパートのトイレとか行くと、健康オタクの私なんかは分かっちゃいます。誰かのトイレの後、あぁその人は肉が好きなのねって。
年をとると口臭もきつくなってくる人が多いのですが、口から腸まで1本で繋がっていますから、オナラと同じ成分が口から出ているのね。

とはいってもお肉は美味しい!!
いつまでも美味しく食べていたい!!
って方は、今からでもホドホドにしてくださいまし。

中庸という考え方が大事です。

▼参考書籍

好きです。石黒先生。考え方が好きです。

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