シンプルフォームに入社してからの3年間の振り返り①(新卒入社まで 〜ひたすら楽しむ〜)
はじめに
シンプルフォーム株式会社の齋藤国興(くにおき)です。
これが2度目のnote執筆になります。
実は正社員としての入社は2021年12月になるのですが、学生アルバイトとして働いていた頃を含めると、2024年4月でシンプルフォームで働き始めてからちょうど3年になります。今回はこの3年間の振り返りを全4回に分けて行いたいと思います。
自分は会社に入って3年というタイミングは重要な節目だと考えています。
一般的に新卒3年目といえば、転職を考える人も多くなってくる時期であると思いますし、人生の転換期となる人が多いのではないでしょうか。
自分の周りでも、高校や大学の同期と会ってみるといつの間にか転職していた人も多いです。自分は現在転職は考えていませんが、この3年という節目はやはり意識はしてしまいます。
今回このnoteではシンプルフォームに入社してからの3年間を振り返ることが目的ですが、自分の中でこれまでの27年間の人生を振り返ることとニアリーイコールであると考えています。
なぜなら、この3年間を振り返ってみると、忘れられない出来事や思い出の数が、人生全体での数に対して、圧倒的に多かったからです。
2024年で自分は28歳を迎えます。30歳も見えてきて、20代が終わってしまうことにも少し焦りを感じ始めてきました。実際30代になったら何が変わるのか今のところ明確にはわかっていませんが、この3年間だけでなく、これまでの人生の総括としてこのnoteを書きたいと思います。
今回このnoteを執筆するにあたっては、当社のCEOの田代さんや執行役員の中野さん、デザイナー/PdMの深江さんの書く文章・ストーリーにインスパイアされました。
是非こちらも合わせて読んでいただけますと幸いです。
これから読んでいただくのは、おそらくとても長い文章になるかと思います。
もしかしたら最後まで読んでいただける方は少ないかもしれませんが、自分のこれまでの人生を総括したいというエゴにどうかお付き合いいただけますと幸いです。
また1点注意で、今回のnoteはスタートアップに新卒で入るとこんなスキルが身につくよという類の話ではありません。
あくまでシンプルフォームというスタートアップに新卒で入った1人の人間の物語として読んでいただきたいです。
振り返りの目的
改めて、今回の振り返りの目的を最初に明確にさせていただきます。
今回の振り返りの目的は、
1. これまでに出会った信頼関係を築くことができた方々への感謝
2. これからより深く関わっていきたい人々に向けての自己紹介
3. これから新しく出会う方々とのきっかけづくり
4. 人生の集大成のアウトプットを作るにあたっての中間発表
の4つです。
これまでに出会った信頼関係を築くことができた方々への感謝
この3年間は色々な方々にお世話になり成長することができた3年間でした。
ただ、なかなか面と向かって感謝を伝えることは、自分の性格からして難しいです。
信頼しているシンプルフォームのメンバーへは、シンプルフォームに入って良かったと思っていることを伝えたいです。また、あなた方から色々なことを学んでますよ、ということを伝えられたらなと思います。
シンプルフォームへ入る前から知り合っている旧友へは、元気にやっていますよ、というのを伝えられたら良いなと思います。
これからより深く関わっていきたい人々に向けての自己紹介
これからより深く自分から関わっていきたいという人に向けては、このnoteを通して、これまで自分が何をやってきて何を感じたかを共有することで、これから一緒に大きな仕事をしていけたら良いなと思います。
また、自分を曝け出すことで、これまで深く関わることができていなかった方たちとの改めての出会いがあると嬉しいなと思います。
おそらく10年後にこのnoteを自分で見返したら恥ずかしくなるような気がしていますが、それを超えるほどの得られるものがあるのではないかと考え、このnoteを書くことに決めました。
最近会った大学の先輩に自分の交友関係について「浅く広く」だと指摘されたのですが、たしかに自分はこれまでの交友関係の作り方のせいで、大きな損をしていたのではないかと最近考えるようになりました。
自分がこの会社に入って良かったと思ったのも、「浅く広く」ではなく、「深いつながり」があったからだと思います。
このnoteを通じて、これから多くの人と「深いつながり」を作ることができたら嬉しいです。
これから新しく出会う方々とのきっかけづくり
仕事内外に関わらず、これから新しく出会う人たちに対しては、「齋藤国興ってこういう人だよ」「シンプルフォームってこういう会社だよ」ということが示せれば良いなと思います。
また、「はじめに」で「今回のnoteはスタートアップに新卒で入るとこんなスキルが身につくよという類の話ではありません」と書きましたが、ざっくりとシンプルフォームの空気感を示すことで、新卒にしろ転職にしろこれからシンプルフォームに入ってくる人やスタートアップへ入社することを考えている人の参考になれば嬉しいです。
また、シンプルフォームを去った後、自分は何をやっているかわかりませんが、これから多くの新しい人たちと出会っていくはずです。その時にこのnoteを自分の名刺代わりにしたいと思っています。
人生の集大成のアウトプットを作るにあたっての中間発表
27年間の人生を生きてきて、だんだんと自分が得意なことと苦手なことがわかってきました。
その一つが、自分は未来を描くことは苦手だけれど、その時々を一生懸命頑張ることは得意、ということです。
だから、自分は将来人生の最後の総括として、その時々で頑張ってきたことをベースとして、小説や映画を作りたいと思っています。
創作する時期や形式は何も決めていませんが、人生最後の総括をするための第一歩としてこのnoteを書きます。もし50〜60歳で現役としての仕事を引退するとしたら、このnoteは中間の成果物になると考えています。
自己紹介
今回は、「はじめましての人」と「はじめましてではないけどあまりパーソナルな部分について話してこなかった人」に向けて、どんな人間かイメージがつきやすいように、社内向けの資料に記載している内容も交えて、自己紹介をしたいと思います。
シンプルフォームでの役割・オーナーシップ
調査
調査チームの統括
顧客要望の検証・実行
データ・プロダクトのアイディア検証
調査オペレーション構築
深堀調査
テクノロジーと人力で収集しているデータの管理
データ収集に使っているGoogle Apps Script(GAS)の開発
ミニPdM
機能(アプリケーションを構成する要素)の開発
風評クローラ(Web上の不芳情報をリアルタイムで検索する機能)の改善
長期インターンの採用・育成
美化委員
オフィスを綺麗に保つ
コミュニケーションスタイルの好み
基本、テキストコミュニケーション
必要に応じて、オーラルコミュニケーション
雑談大歓迎
MTGに対するスタンス
ネクストアクションを明確にする
やる気が出る時
面白い会社を見つけた時
面白いデータソースを見つけた時
インターン生の成長を感じた時
チームで同じ方向を向くことができていると感じた時
顧客やユーザにプロダクトやデータの価値を認めていただけた時
やる気が出ない時
腹が減った時
土曜日(基本、映画見に行ったり、飲みに行ったり、サウナ行ったりしたい)
自分の弱み
ちゃんとしてそうでちゃんとしていない
なんでも正しいことを言おうとしてしまう
一部の人にしか刺さらない
底の底の部分まで理解する力
時間を守れないことが時々ある
自分の強み
ハードワーク能力
レスポンスの速さ
フットワークの軽さ
問題点の指摘能力
底の部分まで理解しようとする姿勢
新しいものを取り入れる好奇心
趣味
趣味①:映画
毎週土日は、その時見たい映画をやっていたら必ず映画館に行きます。
2023年見た映画は全部で38本で、うち映画館で見たのは18本でした。
2021年は全部で145本見ていたので、だいぶ見る本数は減ってしまいました。
趣味②:サウナ
ミーハーですが、去年ハマりました。
風呂代わりみたいな感じで平日深夜行くこともあれば、土日にガッツリ行くこともあります。
先月は週に3.4回のペースでサウナに行っていたようで、自分でもびっくりしています。
厳密に数えたくはないですが、結構お金を使ってしまっている気がします。
趣味③:テニス
最近はほとんどやっていません。
幼稚園から続けていたサッカーを中学受験塾に入る小学4年生のタイミングで辞めて、父親と一緒にテニススクールに通いはじめました。
中高でテニス部に入り、大学でもサークルでテニスを続けました。
今では年に一回やるかやらないかといったレベルですが、誘われたらいつでも行くので、どなたでもお誘いいただけると嬉しいです。
このnoteで何をやるのか
いよいよ、本題に入っていきたいと思います。
改めて、「自分がシンプルフォームを公で語って良いのか?」と思ってしまいますが、この会社なしには自分のこの3年間を語ることはできません。
今回は、「全社の動き/メンバーの入社」「自身の動き」「プロダクト/エンジニアリング」「データ/調査」「その他エピソード」という5つの軸で年表で時系列を整理するとともに、自分がその時何をしていて、何を思ったのか、書いていきます。
「SimpleForm Radio」にて、CEOの田代さんと自分と同じく新卒入社の宮本くんとでSlackのフォトチャンネルを見ながら2023年を振り返るということをやっていましたが、自分は同じことを自身の記憶とフォトチャンネル以外のSlackチャンネルも使い、隙間時間で2週間かけて3年分やりました。
今回のnoteでは、この3年間の振り返りを全4回のnoteでお届けします。
新卒入社まで 〜ひたすら楽しむ〜
社会人3年目 〜キャリアロードマップの完成〜
めちゃくちゃ時間はかかりましたが、改めて自分自身を振り返るきっかけになりましたし、何より「あんなことあったなぁ」とまだ3年も経っていないのに懐かしい気持ちにもなりました。
労力をかけた分、自分だけでなく読んでくださる皆様にとっても意味のあるものになっていたら嬉しいです。
年表
登場人物
今回のnoteの中に出てくる人物については、当社の採用情報の「メンバー」ページにてメンバー紹介が公開されていますので、そちらをご参照ください。
① ひたすらデータ収集
2021年の4月、自分はアルバイトとしてシンプルフォームに入社しました。シンプルフォームの創業直後から同社でアルバイトしていた、大学のサークル仲間の宮本くんから声をかけられたのがきっかけです。
その時シンプルフォームは、人でないと集めることができないデータに価値を見出し、資金調達を行い、人力でのデータ収集に舵を切ったタイミングでした。宮本くんが大学のゼミやサークルなどのつながりから人を集め、さらにそこから人を紹介してもらって、という形で学生アルバイト30人を集めました。
まずは、シンプルフォームのオフィスがあり、金融機関の顧客も多い渋谷区に本店所在地を置く約80,000法人のうちの50%にあたる40,000法人の実体を掴むため、1,200住所の現地調査先リストを作成し、そこに集まった学生アルバイトメンバーで調査に行きました。
自分は大学を留年して時間に余裕があったこともあり、長い時間をこのアルバイトに費やしていました。正直やっていることがどのようなことにつながっているのか全くわかっていませんでしたが、長年テニスをやっていたことで体力もあり、また、自転車に乗って渋谷区中を駆け回るのが単純に楽しくてのめり込んでいました。気づけば1,200住所のうち約半分にあたる600住所の現地調査を1人で行っていました。この渋谷区現地調査PJは当初の予定通り1ヶ月で完了しました。
その後は、現地調査を渋谷区・新宿区・港区・中央区の4区へ拡大させ、実際に自分の足で調査も行いながら、アルバイトメンバーの統括のようなことも少しずつ任せてもらいました。
シンプルフォームはさらにマンパワーでのデータ収集を加速させていきます。風俗営業の行政許認可情報や、WEBに掲載されているキャバクラの店舗情報など、収集データもより多様になっていきました。
そういった新しいプロジェクトが立ち上がるたび、自分も人力として駆り出されました。まだ入社して1ヶ月くらいのタイミングで、どんどんやることが増えていくことに戸惑いながら、ひたすらデータ収集をしていました。言ってしまえばそこまで難しいことをやっているわけではないです。ですが、このスピード感で自分の業務領域が広がっていく感覚はとても心地よかったです。
また同時に、自分は細かいマルチタスクをこなすことが得意なんだな、と感じた瞬間でもありました。
② シンプルフォームにフルコミットすることに
そんな形でひたすらデータ収集していた5月中旬、田代さんに声をかけられ、宮本くんと僕と吉原くん(愛称よっしー:同じくアルバイトメンバー、彼も後に入社)と一緒にランチに行く機会がありました。そこで田代さんから「宮本くんは次のステップに行くから、アルバイトの統括は齋藤さんとよっしーに任せたい。フルタイムのアルバイトとして働くことはできないか?」という話がありました。
宮本くんがどんどん先にステップアップしていくことに悔しさを感じながらも、この会社なんか面白そうという感覚から、ランチのあと田代さんに是非フルタイムで働かせてほしいと連絡しました。
当時自分は大学6年生なのに就活をまともにやっていなかったので、ここに就職させてくれるかも、という淡い期待もあったと思います。
ですが、田代さんには「公務員になろうかと思います」と言っていました。今考えると意味のないことだとわかっているのですが、ダメなやつだと思われたくがないための嘘だったのだと思います。
今でも、田代さんの前だとつい自分を大きく見せようとしてしまうところがあると自覚しているのですが、それはこの人に認められたいという気持ちと自分より前を走る宮本くんへの嫉妬からなのではないかと思っています。
③ ひたすらデータ投入
田代さんにフルタイムで働くことを宣言した後、無事(?)大学を5年半かけて卒業することができたので、テストが終わった8月から朝から晩までオフィスで働き始めました。宮本くんが大学最後の夏休みに、友人と2週間北海道一周の旅出たこともあり、アルバイトメンバーの統括はその間自分1人でやることになりました。
その時シンプルフォームはお客様へプロダクトを見せるため、アプリケーションの開発を進めていました。自分は、これまで集めてきたデータをプロダクトに反映するため、アルバイトメンバーたちとひたすらデータベースへのデータ投入作業を行っていました。
商談でお客様にプロダクトのデモを見せる前日は、これまで経験したことのない忙しさでした。前日になってデータの不備によるエラーが見つかったため、CTOの小間さんやエンジニアの犬束さんと連携しながら、データすべてに再度目を通して、不備が見つかれば修正を行なっていく、ということをしていました。小間さん、犬束さん、アルバイトメンバーのおかげでなんとかやるべきことをやりきることはできましたが、時計を見たら朝の6時でした。仕事で徹夜をするのは初めての経験でした。
商談後、自分たちの集めたデータで顧客が感動していた、という話を田代さんから聞き、やりきったという達成感と何とかなったという安堵の気持ちを感じたのを鮮明に覚えています。
また、この時期だんだんと自分たちのデータがどのような価値を持つのか少しずつわかってきました。
お客様に自分たちが集めたデータの価値が認められたという今回の経験もありますが、いろいろなプロジェクトを同時並行的に進めていく中で、生のデータからわかってくる「気づき」というものがありました。振り返ってみると、おそらくこの「気づき」がシンプルフォーム自体にハマった瞬間なのではないかと思います。
④ 入社を決意
10月に入り、一気にメンバーが増えました。
7月時点で犬束さん(エンジニア)と駒井さん(エンジニア)が入社しており、10月には吉田さん(BizDev)と東さん(コーポレート)と宮本くん(調査)が入社し、計7人の社員メンバーになりました。
自分も宮本くんと同じく9月で大学を卒業しましたが、引き続きアルバイトとして仕事をしていました。自分自身将来何をやりたいのか全く不明瞭であったのと、シンプルフォームで働きたい気持ちもありましたが、これまでその意思表示はしていなかったので、果たして自分が会社に受け入れられるのかという気持ちがありました。
そんななか11月に入って、東さんから今後の契約についての話がありました。
フルタイムでアルバイトをしていたので当然会社で保険に加入する必要があります。であれば社員として入社した方が良いのではないかというものでした。自分はこの会社で働きたいということを意思表示していなかったので、正社員や契約社員等の複数の選択肢も示してもらいました。
正直、宮本くん以外一回り上の年齢の大企業出身のビジネスメンバーとエンジニアメンバーしかいなかったので、本当にこの人たちと対等にやっていけるのかという不安はありました。
ですがその時、「この会社から必要とされる存在になりたい」「やるなら同じ目線感でやりたい」「自分だけお客様は嫌だ」と思い、是非みんなと同じ目線感で正社員として働かせてほしい、と東さんに言いました。
東さんとの面談の後、田代さんと面談をしました。面談の中では、自分の将来像とシンプルフォームでの将来像のすり合わせをしました。
自己紹介でも挙げましたが、自分の趣味の中で仕事にできそうというものは映画くらいしかありませんでした。ただ漠然と将来小説や映画を創作してみたいという思いはありましたが、何も具体的なアクションは起こしていませんでした。
面談の中で、自分からのアイディアなのか田代さんからのアイディアなのか忘れてしまいましたが、シンプルフォームが上場したら、上場するまでの話を映画にしよう、と結論が出ました。
それまでのシンプルフォームでの経験とその時の感情は自分の中で特別なものだったので、それを映画にすることができたらたしかに面白いなとナチュラルに思いました。
こうして、正社員としてシンプルフォームに入社することが決まりました。
⑤ プロダクトリリース
11月に入ってからは、11月19日に控えるプロダクトの顧客提供開始に向けて、それぞれのメンバーが必死に動いていました。
プロダクト提供開始直前の期間は、オフィスの緊張感は凄まじく、空気が異様だったのを覚えています。
特にエンジニアメンバーの小間さん、犬束さん、駒井さん、そして当時まだ業務委託だった泉原さんは、動作確認を何度も何度も行い、想定していない挙動があれば修正する、ということを連日徹夜で行っていました。小間さんの目の下にはクマがあり、犬束さんに業務上の必要があり話しかけても朧げな回答しか返ってきませんでした。軽々しく話かけられる雰囲気ではありませんでした。
そんな姿を見て、顧客提供開始前日、自分と宮本くんはエンジニアメンバーがめちゃくちゃ頑張っているのに、自分たちだけが早く寝ることがどうしてもできず、深夜0時から11月の寒空の中、自転車で渋谷のオフィスから五反田まで行き、現地調査を行っていました。
最後の足掻きで少しのデータを集めても何も変わらないと思いますが、居ても立っても居られない、という気持ちが完全に先行していました。
現地調査を終えてオフィスに戻ったのは朝の4時でした。疲労はピークに達していたので、オフィスに戻るや否や眠りにつきました。
次の日、いつも通りに業務を開始すると、吉田さんからプロダクトがお客様の環境でちゃんと稼働をし始めたことを告げる連絡がありました。
その日は通常通り業務を行なっていましたが、前日に体力を(無駄に)使い果たしていたこともあり、途中仮眠を取っていました。
その日の夜、自分を含む8人のメンバーで打ち上げに行きました。
道玄坂の3,000円で飲み放題の安い居酒屋の狭いテーブル席で、8人がぎゅうぎゅう詰めの状態で膝を突き合わせて座席に座りました。
飲み会を始める前に、田代さんから他のメンバーに自分が12月から正社員として入社する旨が伝えられました。
乾杯の音頭は自分が取ることになり、「SimpleCheckというすごいプロダクトを世に送り出すことができて嬉しいです。」と挨拶をして、そこから浴びるようにビールを飲みました。結局全員、2次会のカラオケまで行きました。
その帰り道、駒井さんに「何が決め手で入社を決意したの?」と聞かれました。
自分は「全員が自分のロールモデルになるような人しかいない環境で働きたいと思った。」と答えました。
自分がこの会社で活躍することができるか、他のメンバーに認めてもらえるかは依然分かりませんでしたが、こうして正式にシンプルフォームのメンバーとしての自分の人生がスタートしました。