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「りんごの一年」袋掛け

りんごの一年、今回は袋掛けについてです。

袋掛け

りんごは太陽の光が当たりやすいところから、色付きがはじまります。

引き続き摘果をするとともに、りんごを病害虫から守るために薬剤散布や水分が奪われないよう草を刈り、一部のりんごには袋掛けを行います。

1枚1枚袋を掛ける作業は地味ではありますが、袋掛けをすることで病気や傷から実を守り、綺麗な見た目になりやすくなります。また、収穫後の保存にも適正ていて、貯蔵力も高まるとされています。

一見普通の袋に見えますが、品種によっていろいろな工夫が施されています。

掛けやすいように切り込みが入っていたり、口を留めやすいように針金が入っています。加えて袋を剥ぎやすいようにミシン目が入っているものもあります。

無袋りんご

袋をかけて栽培する有袋りんごに対し、袋をかけないで栽培する無袋りんごがあります。

一般的に、無袋りんごは「サン○○」と呼ばれ、太陽の光を多く浴びて育つため、甘味が増すのが特徴です。

スーパーでは同じりんごとして陳列されることが多いですが、様々な育て方があります。


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