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桃の生育レポート#2023年6月

6月の桃の生育状況レポートをお届けします。

草木がいっそう色濃く鮮麗な時期になりました。

5月は小梅ほどの実のサイズだったのに対し、青梅ほどの大きさになっています。

6月は主に消毒、木の周りの草刈り、袋掛け作業をしています。

あかつき

写真の状態は「硬核期」といい、種が固くなる時期です。

過度に摘果や枝を切るなどの刺激は、果実の成長リズムを乱す恐れがあるため、何もせずに順調に育つのを待ちます。

また、あかつきは収穫時期が比較的早いため、袋掛けはせずに育てています。

他の品種よりも少し実も大きいです。

硬核期が終わると、7月の収穫までに仕上げの摘果を行います。

川中島白桃

これから1つ1つの桃の実に袋をかけていく作業がはじまります。

この袋掛け作業を行うことで、病気や傷から実を守り、滑らかで綺麗な見た目になりやすくなります。

袋は1本あたり400〜600枚ほど掛けます。

1日で1人が掛けられる本数は、農家さんでも5本前後なのだとか。

川中島白桃の収穫は、8月中旬の予定です。

伊達白桃

葉が生い茂り、徐々に枝が桃の重さで沈みます。

伊達白桃は8月の下旬から収穫がはじまる予定です。

辛抱強く育つ伊達白桃を見届けていただきたいと思います。




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