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2022年11月の記事一覧

りんごの生育レポート#11月②

11月のりんごの生育レポート②をお届けします。 夕暮れ時の冷え込みが厳しくなると、あたたかい鍋料理が恋しくなる時期になりました。日本の鍋料理は100種類以上あるそうです。気分にあわせて自由自在に味付けできるのが魅力の一つです。 国見町のオーナーの木のりんごの収穫はまもなくはじまります。 11月下旬のサンふじの様子太陽の光がよく当たる部分から色付きが始まっています。 美味しいりんごの見分け方 下の2種類のりんごの表面に注目してみてください。 写真ではわかりにくいです

季節のお便り#2022年11月

「季節のお便り」11月号をお届けします🍁

りんごの生育レポート#11月①

11月のりんごの生育レポートをお届けします。 少しずつ冬に向かう澄んだ空気を感じながら、落ちていく紅葉や真っ赤な夕焼けに、感傷を覚える時期になりました。 11月上旬のサンふじの様子反射シート 樹の内部の果実や個々の果実の着色向上のために、反射光を利用し地上に銀色のシ-トを敷いています。 最近では熱を発しない白のシートを敷いている畑も見受けられます。 支柱入れ りんごが大きくなることにより、重さで枝が下がります。重さに耐えられなくなり、枝が折れてしまわないように、支

りんごの生育レポート#10月

10月のりんごの生育レポートをお届けします。 福島県国見町の町並みは木々の葉が段々と色付いてきました。 山肌の緑色が鮮やかな黄色や赤へダイナミックに変わっていく様子は芸術的で、自然にかなうものはないなぁと感動します。 サンふじりんごとは?サンふじは、太陽の光とたくさんの葉っぱで栄養と甘味を限界までりんごに注ぎ込んでいるので、その分味わいと甘さが濃厚なりんごになります。 果実の真ん中には蜜が入りやすく、果汁たっぷりでジューシーなおいしさです りんごの様子ほのかに色付い

「りんごの一年」袋掛け

りんごの一年、今回は袋掛けについてです。 袋掛けりんごは太陽の光が当たりやすいところから、色付きがはじまります。 引き続き摘果をするとともに、りんごを病害虫から守るために薬剤散布や水分が奪われないよう草を刈り、一部のりんごには袋掛けを行います。 1枚1枚袋を掛ける作業は地味ではありますが、袋掛けをすることで病気や傷から実を守り、綺麗な見た目になりやすくなります。また、収穫後の保存にも適正ていて、貯蔵力も高まるとされています。 一見普通の袋に見えますが、品種によっていろ