この10年間での選択肢の変化と広がり。今は小学生でも起業家を目指す時代。
こんにちは。江口邦広です。
最近20代の後輩たちと話をすると、選択肢の広がりと変化を強く感じます。
私は、元々大手企業に努めていました。
入社時はその会社に入って定年まで仕事をするつもりでした。
同期も多く先輩もいい人が多かったので、転職も企業も考えたことはありませんでした。
周りの同期と話しをしてもずっと会社に居るつもりの人が多かったですし、別の選択肢を持っていても「転職」がほとんどでした。
それがちょうど10年前です。
この10年で「起業」「フリーランス」「個人事業主」「アフィリエイト」「Youtuber」「転売」「複業」「副業」「働き方改革」「FIRE」etc...
色々な言葉や選択肢が出てきました。
トヨタ社長の発言で「終身雇用難しい」というのがありましたが、これも気がつけば2年も前の話です。
今はもう「終身雇用制が崩れた」といった話を聞くことすらなくなりました。
選択肢が広がっていく中で、何を選択していくのか?
このことが本当に大事な時代になってきたなと思います。
そして、選択肢が社会人になってから広がるのではなく、今は小学生から起業家を目指すようなプログラムもあるようです。
小学生から起業家を目指すってすごいですね。
これも時代の流れだなと思います。
約5年前の話ですが、知り合いの経営者が娘さんとキッザニアに行った時に違和感があると話をされていたことを思い出します。
キッザニアとは何かというと、こども向けの職業体験型テーマパークです。
キッザニアは楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。
体験できる仕事やサービスは、約100種類!本格的な設備や道具を使って、こども達は大人のようにいろいろな仕事やサービスを体験することができます。
このキッザニアに行って何が違和感だったかというと、選べる仕事やサービスが、会社員や公務員という選択肢しかなかったということでした。
経営者や投資家といったものがなかったということです。
その時の「常識」がどういうものだったかがこれでよくわかりますね。
小さい頃から「経営者」「起業家」を目指せるような世の中になっていっているのは、面白いなと思います。
この変化は、働き方の変化もありますが、面白い経営者がどんどん出てきているということや情報を得やすくなったということも背景の一つかもしれませんね。
もしかしたら、「仮面ライダーになりたい」「セーラームーンになりたい」とかではなく「孫正義になりたい」「スティーブ・ジョブズになりたい」みたいな時代になっているのでしょうか?
未来に絶望するような大人ではなく、子ども達が目指したくなるような大人として、私自身も成長し続けようと思います。
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