なぜ読書をするのか
社会人になるまで、まともに本を読んできませんでした。
本を読む時間があったら、友達と遊びたい
本を読む時間があったら、スポーツをやりたい
本を読む時間があったら、人と会って飲みたい
本を読む時間があったら、映画やドラマ、漫画を見たい
本を読む時間があったら、新しいことを経験することに使いたい
そう思っていました。
昔から、親や親戚に「本を読んだ方がいいよ!」と言われてきましたがスルーしてきました。
社会人になって色々な方と話をする機会も増え、カッコいいと思える社会人の先輩にも多く出会いました。
そんな先輩方にも「本は読んだ方がいいよ!」と言っていただきながら、
「そもそも仕事が忙しくて本を読む時間がない」と言い訳していたことを今でも覚えています。
そのときに言っていただいたのは「本を読まないから時間がないんだよ」ということでした。
「なぜ読書をするのか?」
今日はその部分に触れたいと思います。
■本を読むから工夫するし、時間を作り出せる
本を読んで色んなことを知るから、
今の仕事も創意工夫ができるし、時間を作り出すことができる。
時間を創ると、また本も読める。
自分で考えられる範囲のことしかしていないから、ずっと変わらないし、いつも忙しい。
別の方に言っていただきましたが、
今まで本を読まずにここまでやってこれたのは凄いよ!
そんな江口君が本を読んだら鬼に金棒だね!
という一言。
振り返ると完全に乗せられましたね。
でもそこから本を読むようになったので、感謝ですね。
■1日15分でも自分のために使う習慣をつくる
本の内容も大事ですが、まずは自分のために時間をつくるという習慣が大事だなと思います。
仕事が忙しいと、それ以外のことが手付かずになることがあります。
忙しい=心を亡くす
と書きます。
このとき、どんどん視野が狭まっていってしまいます。
まずは1日15分、パーセントで表すと1日の約1%
まずは1日30分、パーセントで表すと1日の約2%
これくらいは自分のための時間を創ることを心がけるといいと思います。
逆にいうと、15分も読んでいないというときは、1%も自分に使えていないということと僕は判断しています。
■物事の本質に近づく
中野祐治さんの「億を稼ぐ人の考え方」(きずな出版)という本に書いてあって、
なるほどと思ったのが、この言葉でした。
2,3冊読みこんでいくと、書いてること一緒じゃないか!という瞬間がくると。
著者と出版社がサボってるわけではありません。
本質はそう簡単に変わるものではないから、そのように感じるのです。
本質に辿り着くことができて初めて、その本は自分の血肉になるのです。
確かに、どの本を読んでいても同じだなと思う瞬間があります。
極端な友人は、すべてのビジネス書を捨てて、スティーブン・R.コヴィーさんの7つの習慣だけ残したなんて人もいます。
本質はいつも変わらない。
先人の経験や学びを先取りして、本質により近づいていけることが読書の価値だなと思います。
中野祐治さんのプロフィールがあったので、引用させていただきます。
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/yujinakano/
■巨人の肩に乗る
膨大な時間をかけて学習し、体験/経験し、蓄積してきた知識や知恵が詰まっているのが本。
それを巨人の肩に乗ると表現している。
フランスの哲学者 ベルナール・ド・シャルトルの言葉
巨人の肩に乗っているから、
遠くを見ることができる
※「人生の教養が身につく名言集」からの引用です。
サー・アイザック・ニュートンの言葉
私が遥か彼方まで見通せたのだとしたら、
それは巨人たちの肩に立っていたからだ
他にも読書の価値については色々あると思いますが、
まずはその価値を知ること以上に読み進めていくことや、
本で学んだことを実践していくことが大事だと思います。
私自身も先人たちから学び続けていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?