エッセー「バスフィッシング熱風録 三宅島 大路池遠征 Part.3」
宿から歩くこと約30分、原生林の樹海の中についにその姿を現した大路池。その澄んだ水面下に、黄金の背中を持つという伝説の「ブロンズ・バック」が潜んでいるかと思うと、いてもたってもおられず、そそくさとFenwick FC60のロッドをつなぎアンバサダー5000Cをセットした。
バークリーのカメレオンラインをガイドに通すと、黒金のジョインテッド・ラパラ11cmをダイレクトノットで取り付ける。これで準備は完了。湖面に突き出た展望桟橋に立つと、記念すべきファーストキャストを投じた