summer night city
前回の共演から1ヶ月にも満たない内にまたVANQULLWAR'Sと一緒にライブをすることができました。
密かに彼らと2マンライブをやってみたいなぁと思っていた矢先に成り行きで2マンライブとなり、僕にとってはまさに棚からぼた餅のようなイベントでした。
今回の話が決まってからはずっとワクワクしておりました。
また、4人で出演した前回のイベントでCIRCUSは音響システムにかなりお金をかけていると聞き、そこも楽しみなポイントでした。
こういった自分自身が期待できるようなイベントにもっと出演できるよう頑張っていきたいと思います。
そして今回もいつもの感想を書いておきます。
2組しかいませんけどね。
①QLIP
僕はリハーサルの時点で既に楽しくなっていました。
何故なら今までは鳴らせなかった、理想に近い音を鳴らせたからです。
低音に凄まじく音圧があり、それでいて他の音もちゃんと存在感がある……素晴らしいバランスでした。
低音に関してはやりすぎかなと思ったくらいです(笑)
爆音は爆音でも種類があります。
中音域以降がやたらとでかいキンキン系の爆音もあれば、低音がやたらとでかいズンズン系の爆音もあります。
僕の好みは完全に後者です。
音の壁を作りたい訳ではありません。
一撃の重さで勝負したい訳です。
昨日はそんな僕好みの音になっていました。
どこのライブハウスでもあれくらい出したいものですが……機材や場所の関係でなかなかそういう訳にもいかないようです。
あの音は何よりPAのT氏のおかげです(スタッフ側の方は名前を出して良いか分からないのでいつも名前を伏せています)。
かなり良い感じに仕上げてくれて、本当に感謝です。
また共にああいう音を作り上げたいと勝手に思っております。
ライブの内容は……事前に秘密と言っちゃいましたからねぇ。
でもいつも通りです。
40分間でやりたいようにやりました。
中高の同級生も来てくれていました。
MC中、かなり久々にあんな大声の野次が飛んできて笑ってしまいましたが。
②VANQULLWAR'S
やっぱり良いですねぇ~。
メンバーは5名ですが、狭い部屋でぎゅうぎゅうに集まってとにかくタイトに、タイトに、それはもう厳格に演奏しているような、そんなリズム感が気持ち良いのです。
実際、新曲であろうとすんなりお客さんを踊らせてしまうのがその証拠です。
穢土川番狂わす時代も観たことがあるのですが、VANQULLWAR'Sになってからはマスロックも取り入れていて勝手ながら僕の好みとマッチしており、より楽しんでいます。
お客さんの煽り方も上手いですよね。
言水氏がキャッチーなキャラクターをしていますし。
あの煽りとタイトな演奏が融合し、変拍子であってもお客さんの体を動かしてしまうのです。
あと、見た目で言うとステージ前方の目立つところに紅一点の奥田氏がいるのも良いですね。
鋭く研ぎ澄まされた氷のような佇まいでギターを弾く姿は非常に目を惹きます。
長々と書きましたが、要するにまた一緒にライブがしたいということですわ!
やっぱり僕はこだわりのあるバンドが好きですよ。
芸術の核となる部分は作り手の細かなこだわりから出来上がっています、僕は勝手にそう考えております。
だからこそ、そのこだわりが強ければ強いほど気に入ってしまいます。
逆にこだわりを感じられないと、周りが騒いでいようと、いくら良いと言われようと、あまりピンと来ません。
「そこにこだわるのか」という驚きを感じさせてくれるようなバンド、アーティストこそが僕に取っては素晴らしいのです。
VANQULLWAR'Sはそういったバンドです。
また一緒にやりたいものです。
来週の木曜日は、knaveとの共催企画『上手くはいかない』の第3回やで~。
良かったら来てや~、それか配信で観てや~。
よろしゅう。
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