音楽という魔法に夢をみていたよ

　昨日は初めて休みの日（土、日、祝）にknaveでライブをしました。
　ここ数年出演させて頂いていたのですが、実は昨日が初めてでした。
　しかも、21周年記念の期間中に、です。
　ありがたいですね～。
　内容はというと、未完成vs新世界のリリースツアー大阪編ということで、実力派揃いなイベントだったように思います。
　約束されし格好良いバンドたちでした。
　今回も独断と偏見に満ちた感想を１組ずつ書いておこうと思います。
　あくまでもちらしの裏です。

①QLIP

　この編成では初めてknaveでリハーサルをしました。
　結構時間がかかってしまいましたが、良い感じの音になったかと思います。
　クソデカ低音が効いていたはずです。
　この日は１番目ということで、お客さんもまばらなのかなと思っていたら最初から結構な数のお客さんがいらっしゃってありがたい限りでした。
　そんなあたたかい空気の中でライブができたので、いつも通りやれたかなと思います。
　"マイペース"という比較的新しい曲も徐々に馴染んできました。
　なんか夏っぽいですよね、リズムがね。
　またやっていこうと思います。

②LOVE LOVE LOVE

　実はCDを持っています。
　"HIGH COLOR BLUE"という2007年発売のミニアルバムです。
　チセツナガラのぺこ君が未完成vs新世界と対バンという形で再会を果たしたように、僕もひっそりと再会を果たしていました。
　そんな経験値が遥か上の方々に、僕が何かを言うのもおかしなことになるのですが、やっぱり凄いですよね。
　安定した演奏と通る声……歌詞が聞き取りやすかったです。
　ライブでこの状態を作るのはかなり難しいんです。
　それをさらっとやって、さらっとMCで笑いを取って、しっかりライブを運んでいくのは流石です。
　当然ながら曲は良いですし。
　やはり格好良いバンドでした。

③青い紫陽花

　僕の中ではもはやお馴染みのバンドです。
　ツアーを経たからでしょうか、より力強さを感じましたし、その中に優しさも孕んでいるように思いました。
　僕が勝手に言っている、激情の部分がどんどん磨かれているのでしょう。
　それでいて、勢いもありますし。
　あと、ふと思ったのですが、ギターの音が良いですよね。
　テレキャスの良いところがちゃんと鳴っているというか。
　鋭角な高音と安定感のある中低音のバランスが良いです。
　これまた格好良いバンドでした。

④シュリスペイロフ

　なんと北海道からお越し頂いていたようで……！
　大阪という治安のよろしくないところにわざわざありがとうございます。
　３ピースという最小編成ながら色んな音が鳴っていました。
　それは物理的にも、精神的にも、です。
　つまりは、物理的に音数が多かったり、音楽的なジャンルが曲によって多様だったり、ということです。
　そう、最初はサイケデリックなバンドなのかなと思ったら、ポップな曲があったり、オルタナティブな曲、ポストロックな曲があったり、聴いていて飽きませんでした。
　景色が目まぐるしく変わっていき、色んなところに連れて行ってくれるバンドだなぁと思いました。
　これもまたまた格好良いバンドでした。

⑤チセツナガラ

　青い紫陽花に続き、僕にとってはお馴染みなバンドです。
　いやもうあんまり言うこともないんですけどね。
　皆さんも良いって既に知っているでしょうし。
　あの新曲、"かいでんぱ"ね、あれ良いですよね。
　チセツナガラのメンバーそれぞれの音楽的な良さが全部出ているように思います。
　リフのギターとキーボードの重なり、サビでのぺこ君のシャウト、リズムの取り方がバンバン変わってもブレないリズム隊。
　良いでしょ、そりゃあね。
　彼らの新境地を開拓したのではないでしょうか。
　衝動的な作り方をしたので反応が不安だったということも聞きましたが、意外とそういうときの方が各々の感覚に任せられて素晴らしいものが出来たりします。
　引き出しをどんどん増やしていくチセツナガラに今後も注目です。
　これもまたまたまた格好良いバンドでした。
　ちなみにやっぱり磨見君、辻さんとは仲が良いと勝手に思っています。
　他のメンバーさんとも仲良くなっていきたいので頑張ります。
　ぺこ君とは既に仲が良いです（独断）。

⑥未完成vs新世界

　これは凄い、そう言う他ありません。
　「これがエモーショナルだ」と言わんばかりに搔き鳴らされるギターとハイトーンで力強い歌声、もはや常にシャウトなのではないかと感じてしまうくらいの声でした。
　あれをバーンと見せつけられれば、バンドの格好良さをまざまざと感じる少年少女が多数いるのではないでしょうか。
　バンドの持つ初期衝動を爆発させたようなバンドだと思いました。
　ひねくれているのに、ひたすらに生き様を見せてくれているような、そんな熱さもありました。
　MCではとにかく笑いを取っていて、それも笑わせてやろうとしている雰囲気もなく、あくまで自然なのに面白いという一番格好良いやつでした。
　アンコールのMCでボーカルギターがギターを弾きながら話すときは良いことを言わないといけないという趣旨の話をしていたのが僕的にクリティカルヒットでした。
　あれは僕も裏でよくネタにしています。
　やっぱり最後も格好良いバンドでした！

　さてさて、明日もライブがありますよ～！
　そして、訂正があります、すみません。
　ずっと30分の出演予定と書いていたのですが、25分です。
　申し訳ありません。
　最近めっちゃお世話になっているきたゆいさんの誕生日企画です！
　本当に明日がきたゆいさんの誕生日なんです！
　皆でお祝いしましょう！
　2023年06月26日 月曜日
　大阪府南堀江 knave
　knave 21th Anniversary supported by KIRIN
　きたゆい presents.
　『AlterNight』
　QLIP
　Dufferin
　Noah on Deck
　PsychedelicJoe
　OSCA
　open 18:30 / start 19:00
　adv \2,500 / door \3,000 +1drink \600
　QLIPは、5番目21時40分から25分の出演予定です。