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Everybody Ready

 9年振りのShangri-Laでございました!
 やっぱりシャンデリアが綺麗ですね~。
 ステージも高くて広いし!
 良いライブハウスです!
 しかし、後述しますが、僕と西村さんにとっては悲しい思い出があるライブハウスでもあります。
 イベントとしては、僕ら以外はもう何をしても間違いないだろうというバンドばかりで素晴らしかったですね。
 こんな良いイベントにお誘い頂いた野津さんに感謝です。
 では、今回も出演者毎に感想を書いておきます。
 主観と独断に満ちた感想ですので悪しからず。


①soratobiwo

 僕が改めて言及する必要もないのですが、凄いバンドです。
 いつ観てもちゃんと凄いです。
 この日はボーカルの森本さんの声がよく通っていたように思います。
 綺麗に響いて歌詞もしっかり聞こえました。
 当たり前ではありますが、やっぱり歌モノのバンドはボーカルが前に出ているとより凄みが増します。
 Shangri-Laの特性でしょうか、ベースもしっかり響いていて格好良かったです。
 ギターのOGさんはライブ後に話すといつも「バーンってやってるだけ」と仰るのですが、めちゃくちゃ細かく、細部までこだわりを感じるギターです。
 上手い人、凄い人ほど謙虚なんですよね……。
 見習わないと……!

②メタボリックシンジゲート

 前回のライブでも対バンし、その1週間以内にまた対バンするという結構珍しいことが起きておりました。
 この日もお客さん目線の楽しめるライブを繰り広げており、会場全体が盛り上がっていたように思います。
 途中、バーカンのスタッフさんにコールアンドレスポンス、メタボポーズを強要していたのが面白かったです。
 ああいう力づくで巻き込んでいくパフォーマンスは憧れてしまいます。
 しかも笑いに昇華されていますからね、簡単にやっているように見えて相当凄いことをやっているんです。
 だから面白いことをやっていても格好良いバンドなのです。
 曲もダンジョン玉出がやっぱり良いですね。
 ネーミングセンスと音楽的な格好良さが素晴らしいです。
 あと、ウチミズさんがルーツはPOLYSICSと仰っていた意味がなんとなく分かりました。
 "なんでなんでマン"という曲にそのエッセンスをほのかに感じ取りました。
 これ分かりますよね?
 え、違います?

③GET BILL MONKEYS

 圧倒的だぁ……。
 なんか出てきた瞬間からオーラというかパワーというか、何というか、エンターテイナー感とでも言うのでしょうか、凄まじいですよね。
 ライブ中、どこを切り取ってもエンターテインメントになっているんです。
 無駄な瞬間が一切ない。
 あんなにキラキラしているのに刀のように研ぎ澄まされたパフォーマンスなのです。
 ファンキーな音楽に乗っかってあのステージング、本当に圧倒的でした。
 お客さんも皆、完全に虜だったように思います。
 そりゃね、あのライブを観たらね。
 好きな人しかいないんじゃないでしょうかね。
 前も書いたかと思いますが、本当に一瞬で終わってしまうような感覚です。
 それだけ濃密な時間を提供して頂きました……!

④QLIP

 全員社会人バンドあるある、退勤時間を考慮した時間調整によりトリでした。
 本来なら1番目の実力かと思います。
 他のバンドの方に申し訳ない。
 でも、そんな僕らでも温かく受け入れてくださった皆さん!
 ありがとうございます!
 お蔭様で楽しくライブができました。
 それに加えてステージが広いですし、めっちゃやりやすかったです。
 楽しんで頂けているように見える方が多かったのもとても嬉しかったです。
 音楽性だけで言うとちょっととっつきにくいはずなのですが、それにも関わらず皆さんが楽しもうという姿勢でライブに参加してくれたのが本当に嬉しかったのです。
 そんな姿勢で向かってきて頂けると、こちらももっと楽しませてやろうじゃないかという気持ちになるもんです。
 それが人間という生き物です。
 やはりライブは対話、コミュニケーションなのです。
 こちらが全力で向かっていけば、皆さんもそれに返してくれる、それが健全で素晴らしいライブです。
 昨日はそれだったように思います。
 改めまして皆さん、ありがとうございます。

 で、9年前のShangri-Laで何があったかと言うと、それはもう酷いライブをしたのです。
 3マンで、トリで、Shangri-La側からも結構推して頂いていたイベントで、動員も結構あったのですが、まぁダメなライブをしてしまいました。
 まず、メンバーの脱退によりサポートメンバーだったというのもありますが、演奏が酷かった……!
 いきなり出だしの音を間違えるとか、もう論外なレベルのミスのオンパレード。
 しかもMCで死ぬほどスベるという。
 長々と喋って何の反応もありませんでした。
 芸人の方がよく言うじゃないですか、本当にスベったときは空調の音が聞こえるって。
 あれ、本当でした。
 あの日は空調の音が聞こえました。
 しかも、トリだったので一応アンコールがある訳です。
 そのアンコールもなんかもう明らかにお情けのアンコールなんですよ。
 パラ……パラ……みたいな。
 いやもう最悪でしたね。
 しかもそのアンコールでやった曲が"嫌ワレ者"という曲でね。
 ほんまに嫌われ者やんけ。
 嗚呼、最悪のライブでした……。
 映像も残っているのですが、未だに見返せないですね。
 怖くて怖くて。
 そんなこんなの思い出したくないライブの話でした。

 そんな酷いバンドなのですが、総支配人のキイさんは昨日、会った瞬間に握手をしてくれましてフレンドリーに話してくれました。
 最高です。
 昨日を起点にしてまたShangri-Laでも定期的にライブをしたいものです。

 という訳で、3日後にまたライブがあります。
 良かったら来てくださいね~。
 
 2023年10月16日 月曜日
 大阪府南堀江 knave
 『月曜からYOHUKASHI』
 QLIP
 AUDIO URANUS
 infinite sentimeter
 楽しんでいこうや西岡
 open 19:00 / start 19:30
 adv ¥2,500 / door ¥3,000 +1drink ¥600
 QLIPは、4番目21時35分より30分の出演予定です。

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