上手くはいかない vol.3

　なんやかんやで3回目の開催となったこの企画、こうなったら定期的にやっていきたいなぁとも思います。
　3回目があるということは、過去2回ともある程度は上手くいったということですからねぇ。
　いや、逆に3度目の正直ってことか……！？
　そんな後ろ向きな考えは一旦置いておいて、とりあえず昨日のライブを振り返りますか～。
　個人的かつ主観的に振り返りますか～。

①Motor Pool Side

　初の共演でした。
　ステージを降りると大変腰の低い方々なんですが、いざライブとなると自信満々に自分たちの音楽をひたむきに鳴らしていて、個人的に好感度が急上昇しました。
　手数が多めなドラムに無骨なベースが乗っかり、更にその上にクセのあるギターが居る、というオルタナティブロックを感じさせる音楽で、僕の好みでした。
　やっぱり若さがあると自動的に勢いが出てロックは輝きます。
　良いですね。

②Mlle.

　僕だけ2回目の共演でした。
　一人でライブをした時にしれっと対バンしてました。
　めちゃくちゃ表面的な部分ですけどMCがほとんどないのが僕はとても好きなんですよね。
　僕もできればMCなんて一切要らんやろと思っている派閥に属していますので。
　音楽だけで勝負してやる、それくらい音楽に自信がある、という心の表れでもあると思います。
　そこが格好良いんですよね。
　勿論、音楽もちゃんと芯があって高品質なものだから様になる訳です。
　それに、歌声がクリアで柔らかくて素晴らしいんです。
　羨ましいですねぇ……。

③RobotMeetRobo

　企画に呼ばれて以来ですね。
　前回ひできさんと話した際に何かを企んでいたように見えたので、編成が変わってどうなるのかと楽しみにしていたのですが、転換時にとてつもなく凶悪なギターを鳴らしていてその時点で最高でした。
　終演後に話したところ、試行錯誤の末に今の編成に辿り着いたようです。
　やっぱり何事も紆余曲折あった方が説得力が出ますよね。
　近道だけを通っていては深みがありません。
　昨日のロボロボは深みがありながら、物理的に重低音がビシビシ鳴り響いておりました。
　楽屋の蛍光灯が点滅するくらいの衝撃でした。
　低音がズンズン来るバンドは問答無用で好きなのです。

④QLIP

　転換時にトラブルが多々発生しまして、てんやわんやでしたが、今思い返すとその時にソエジマさんが発した「こういう時こそ冷静に」という言葉に救われたと思います。
　何か吹っ切れて勢いでゴリ押したろうやないかという気持ちになれました。
　という訳で昨日はもしかしたらいつもと違う音響だったかもしれませんが、その分勢い増し増しだったはずです。
　そんなことが起こるのもライブです。 　常に同じなんてことはない訳です。
　普段はシステマティックに神経質にやるバンドが感情的に、勢いのままにやる、そんな日があっても良いのです。
　丁度昨日はそういう日だったということです。

　そしてそして、昨日発表しました上手くはいかない番外編、グラフ化しなさい。
　これはね、もう、僕がただただ嬉しいだけのイベントです。
　Juniper BerryもTHYPALMもサスライナンバープレートもみんな好きなんです。
　サスナンに至ってはもう1年以上はラブコールを続けていました。
　それが、ようやく、やっとです。
　嗚呼、なんて素晴らしいイベントなんだァ……。
　これは本当におすすめできる日です。
　みんなでニューウェーブな一夜を過ごしましょう。
　金曜日やしちょっとくらい遅くなってもええじゃないか。
　楽しみましょう。
　最高ですよ。
　2022年10月21日 金曜日
　大阪府南堀江 knave
　『グラフ化しなさい。』
　QLIP
　サスライナンバープレート
　THYPALM
　haruna nooko（Juniper Berry）
　open ??:?? / start ??:??
　adv \2,400 / door \2,900 +1drink \600
　有料配信（\2,400）：https://twitcasting.tv/c:knave__/shopcart/182014