キャットウォーク! ~隼とこたにゃんが物販オゴリます祭~
なんと前売りだと1,000円、しかも開演までにご来場頂くと物販で使える500円分の金券を貰えるという非常にお得なイベントでした。
こういうサービスがあると実際に物販に足を運んでくれるお客さんが増えて良いですね。
こたにゃん氏の発想に脱帽です。
また、出演者の音楽性がもはや気持ち良いくらいにバラバラでして、それはそれで素晴らしかったかなと思います。
というのも、転換の度、常に新鮮な感覚でライブが観られたので。
音楽性に共通点がある出演者が集まるイベントも勿論良いのですが、こういうイベントもまた良さがある、という訳です。
では、今回も一組ずつ感想を書いておきます。
感想というのは個人的で主観的なものです。
ご了承ください。
①きらきら
顔合わせのときに面白くてハジけた自己紹介をしていたので、お調子者なのかなと勝手に思っていたのですが、いざライブが始まると良い声でドラマチックな曲を歌う格好良い人でした。
特にストーリー性や切なさを感じる良い曲が多かった印象です。
とは言え、MCになると笑いをバンバン取っていて、自己紹介のときの雰囲気が出ていました。
また、経験値を感じさせるライブ運びでして、安心して観ていられました。
しっかりと見世物として完成されているというか。
MCで言っていた恋愛のエピソード、続きが気になりますね。
連続もののMCなんて初めて聞きましたので目から鱗でした。
②ニィキュッパ
ドラムの方が年齢をしれっと言っていましたが……!
若過ぎでしょ!
18歳て!
しかも18歳であんなにバッチリライブができるという。
MCも上手いし。
言っていることがジジイなんですけども、若い子がバンドをやってくれるのは非常に嬉しいです。
バンドマン人口が減少しているっぽいという悲しい現実をなんとなく実感してしまっていますので……。
彼女たちのようなバンドマンがもっと増えて欲しいものです。
ライブの内容はと言うと、元気いっぱいの女子二人と終始クールなギターの男の子が綺麗な対比になっており、キャラがちゃんと立っていてまずそこが良かったです。
演奏もどっしりしていましたし、MCも元気いっぱいでお客さんも思わずニコニコになっていたことでしょう。
曲はストレートかつ軽快でパンクなものが多かった印象です。
初見の方でも分かりやすくて楽しめると思います。
ジジイの勝手な願いですが、楽しみながら長く活動して欲しいですねぇ。
③チセツナガラ
「いつ売れるんだい!?」
僕ァもうずっと前から思っていますよ。
ていうか、僕が気付けていないだけでもう売れているのかもしれません。
キャッチーで毒のある音楽と圧倒的なルックス、売れる要素しかない……!
昨日も格好良いライブをしておりました。
いつも格好良いんですけどね。
前に観たときよりも更に妖艶さが増したように思います。
演奏の安定感はそのままに野性的で本能的な部分が表出してきているのではないでしょうか。
お客さんに襲い掛かるというか、獣というかなんというかそんな雰囲気すら感じました。
ちなみに出番前に磨見君と辻さんと服の話をしたり、終演後には辻さんと母校(実は出身高校が同じ)の話をしたり、やっぱり仲が良いです。
僕は勝手にそう思っています。
あと、ぺこ君に僕のスタイルをいじられるのが恒例化しつつあります。
僕の脚の長さがknaveから心斎橋駅まで伸びてました。
④QLIP
楽しかったです、はい。
何よりステージが広い!
音が良い!
PAさんや照明さんやスタッフの方が素晴らしい!
ストレスなく演奏させて頂きました。
お客さんも僕らのアクションに応えてくれて、完全にコミュニケーションが成立しておりました。
何回も言いますが、ライブとはそういうことなのです。
ステージ、フロア、双方のコミュニケーションが発生する訳です。
ちなみにようほうさんは体調が良くない(コロナ、インフルではありません)中、フルパワーでドラムを叩いてくれました……感謝……いつもありがとうございます……!
配信アーカイブも観てみたのですが、めっちゃ良いですね!
一色さんのカメラワークと青木さんのスイッチング、素晴らしいです。
普通にそのままライブDVDにできてしまいそうな映像となっておりました。
いやしかし、爆音で好きな音楽を鳴らす、こんなに楽しいことがあるか!?
それ以上に言うことはありません。
⑤SiMA
格好良い、まずはその一言です。
僕はめっちゃ踊っていました。
格好良い照明も相まって、低音の効いたボイスパーカッションをバッチリ楽しめました。
前にちゃんと観たのは2年前くらいだったと思うのですが、めちゃくちゃパワーアップしていました!
凄かったです(語彙力)。
アンコールのMCで「僕の音楽はノれない」という話をしていましたが、否、ノれます。
ドラムンベースだったり4つ打ちだったり、分かりやすいビートだったはずです。
終演後に機材について聞いてみたところ、あのシンセのような音は声を起点として発音するシンセサイザーのようです。
そう、実際にシンセらしいです。
しかもアルペジエータも設定できるとか。
あと、常にリアルタイムに曲を再現しているので、涼しそうに演奏しているように見えてめちゃくちゃ忙しいことをやっているようです。
僕の解像度の低い表現で言うと、ボイパをやりながらリアルタイムに多重録音をしながらDJもしているような、とんでもない方です。
凄い……!
また一緒にやりましょうね(強制)。
そして!
いよいよ来週に迫って参りました。
取り置き、まだまだ待っています。
2023年11月30日 木曜日
大阪府南堀江 knave
『gugagugaとQLIPが2マンで50人呼ぶ日』
gugaguga
QLIP
open 19:00 / start 19:30
adv ¥2,400 / door ¥2,900 +1drink ¥600
QLIPは、1番目19時30分より45分の出演予定です。
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