AROUND WORLD IN A DAY

 前日に残念かつ心配な連絡があり、なんとかして4人でライブをすることになりまして、昨日はてんやわんやでした。
 そんな状態にも関わらず、ご来場、または配信でご視聴頂いた皆さんに改めて感謝です。
 ありがとうございます。
 今回も個人的で身勝手な感想文を出演者毎にしたためておきます。
 チラシの裏だと思って読んでください。


①立ち耳スコティッシュフォールド

 3ヶ月振りの共演でした。
 前回は丁度メンバーが脱退してしまう日だったのですが、この短い期間で体制を立て直し、ライブハウスに帰ってくるというのは並大抵のことではありません。
 余程バンドが好きなんだろうと推察できます。
 僕はそういうバンドが好きです。
 ライブの内容もちゃんと仕上がっていて、メンバーチェンジによる不安は一切感じさせませんでした。
 音楽性については、ツインギター、ツインボーカルをこれでもかと活かしていて、耳馴染みが良かったです。
 ギターの掛け合いが特に好みでした。
 終演後に話してみると、好きなバンドが僕と似ていて、勝手ながらシンパシーを感じてしまいました。

②ジョウカダイゴ

 弾き語りかと思えば、ルーパーを駆使しながら何やら不穏な音を鳴らし続け、かと思えばやっぱり弾き語り、かと思えばルーパーでノイズを作り……気付けばサイケデリックな雰囲気を醸し出しながら、拍子が異なるフレーズが延々とループしているので、どこかインドの音楽をも想起させるような混沌とした不思議な空間が出来上がっておりました。
 後で話を聞けば、アンビエントに影響され、そういった音の空間を作るという意図があったようで、非常に納得しました。
 このスタイル、僕はかなり好きなので、是非とも続けて欲しいところですが、誰の意見にも惑わされず己の道を貫いていって欲しいです。
 ところで彼、めっちゃイケメンじゃないですか?

③QLIP

 ぶっつけ本番のドラマー不在編成、どうだったんでしょうか。
 なかなかの不安と戦いながら演奏しておりましたが、なんとかやり切りました。
 やっぱりドラマーの存在は大きいということを改めて実感した30分でした。
 おかげで気付けた課題もあり、これはこれで得をしたと前向きに考えております。
 最後のソエジマさんの素手シンバルショットは痺れましたね。
 あれこそライブですよ。
 ドラムセットに歩み寄り結局何もしなかった僕とは大違いです。

④ワダとはらだとばんとワカモレ from gugaguga

 僕ァ、血の涙を流しながら観ていました。
 何とは言いません。
 何とは言いませんが、羨ましかったのです。
 とてもとても羨ましかったのです。
 大学生の頃を思い出し、圧倒的な敗北感を覚えました。
 嗚呼、これぞロックの精神であります。
 ライブの内容はと言うと、ワダさんの安定感が演奏、MC共に素晴らしく、経験の差をまざまざと感じました。
 良いバンドマンとはああいうことです。
 サポートメンバーの3人もそれぞれ個性があり、ワダさんを邪魔せぬよう、それでいてしっかりと個性が発揮できていて、良いバランスだなと思いました。
 この編成でもっとライブをして欲しいなァ……と思いつつ、毎回血の涙を流すことになりそうなので複雑な心境です。

 次回のライブでの編成についてはまだ未定なのですが、決まり次第お知らせします。
 何とか5人でやりたいですけども……!
 いやしかし、昨日は顔面偏差値が高過ぎて肩身の狭い思いをしましたよ。

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