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気づいたら劇団 春の大感謝祭 DAY1

 気付いたら劇団の企画に出演させてもらうのも、気付いたらもう4回目です。
 毎回会場全体が良い雰囲気になるのは、彼女たちの音楽や人柄によるものなのでしょう。
 本人たちだけではなく、周りの人間もキラキラと照らすのが気づいたら劇団です。
 そんな彼女たちの企画ですから、今回もキラキラなイベントになるのは間違いなかった訳です。
 そんな予想通り、いや、それ以上にキラキラでしたね。
 結果的に彼女たちの魅力が爆発したような日になったように思います。
 さて、今回も各出演者の勝手な感想を書いておきます。
 独断と偏見に満ち溢れた内容となっております。
 真に受けてはいけませんよ。


①すいらん

 若さが溢れていて眩しかったです。
 久々に若さ、青さが弾けているバンドを観ました。
 こういったバンドは初心を思い出させてくれます。
 しかし、若いにも関わらず、曲は洗練されており、ライブの進め方も上手かったですよね。
 青い衝動というのはロックバンドにとって強固な武器となりますので、このままどんどん突き進んで欲しいなと勝手ながら思っております。

②チセツナガラ

 まぁ、僕がこれと言って彼らに何か申し上げるようなことはもはやないんですけども。
 仕上がってますからね。
 言うて感想なので好きに書かせてもらいますが。
 先日あった初企画を観たときもそうだったのですが、大きな会場でライブをしている姿が容易に想像できます。
 以前からなんとなく売れそうだなと思っていた曖昧な印象が、今はより具体的になってきています。
 それくらいメキメキと実力と人気を付けているバンドだと思います。
 メンバー全員に華がありますので、ステージに存在しているだけで雰囲気があるんですよね。
 その上にあの演奏力ですからね。
 ぺこ君の安定感のある歌声も更に磨きがかかっております。
 営業妨害かもしれませんが、あれは相当練習していることでしょう。
 そしてやっぱり磨見君はギターヒーローで、最後の暴れたギタープレイは素晴らしかったです。
 あれだけ弾けたら楽しいやろなぁ。
 更にはダークな雰囲気を出しながらも大衆に向けた要素をしっかり詰め込まれた曲も間違いない訳です。

③病み騎士ぼっち丸くん。

 名前が印象的で覚えやすいので、結構前から名前だけは知っておりましたが、今回が初共演です。
 出番前に少し話すと、非常に謙虚で良い雰囲気を纏っておりました。
 いざライブを観てみると、低音の効いたトラックに面白い歌詞が乗っかてくるというエンターテインメント性に富んだ楽しいライブでした。
 これは何も知らずに観に行ったとしても楽しめるはずです。
 ライブ全体にキャッチーさがあったように思います。
 出番前だったので全ては観られなかったのですが、また対バンしたいですね。

④QLIP

 残念ながらサポートギターのソエジマさんが体調不良により出演できなくなり、前回のライブに引き続き、ギターがいない4人でのライブとなりました。
 多少の不安はありましたが、お客さんがあたたか過ぎてそんな不安は吹っ飛びました。
 これもまた気づいたら劇団のパワーによるものでしょう。
 彼女たちのキラキラに照らされたお客さんがそれに共鳴してキラキラして、会場全体がキラキラになってしまうのです。
 この状態になればもう何をやっても良いライブになります。
 マリオで言うスター、カービィで言う無敵キャンディを取った状態です。
 後は感じるままに演奏するだけでした。
 楽しかったですねぇ~。
 それが僕だけだったら悲しいですけども。
 皆さんも少なくともそれに似た感情になっていれば嬉しいです。
 ちなみに技術的な話をしますと、この日は久し振りにイヤーモニターを使用しませんでした。
 セッティングに時間がかかって押さないように、と思ってそうしたのですが、結局押しましたね。
 申し訳ありません。
 いやしかし、イヤモニがないと歌うのはかなり難しいですね。
 下手なので仕方がないのですが、やっぱりできるだけ使いたいところです。
 転がしモニターで歌える人は凄い……!

⑤気づいたら劇団

 ごうし君がまさかの負傷により、すいらんからサポートドラマーを迎えてのライブでした。
 しかも彼は当日に曲を覚えたそうで、そんな状況であの演奏は凄いの一言です。
 記憶力の塊なのか……!?
 ライブの内容はというと、状況が状況なだけにスウィーティちゃんがバタバタしてしまったと言っていましたが、それもまたライブですし、それが良さにもなる訳です。
 実際、今回のライブではそれが良い方向に働いて、お客さんも皆、楽しそうでした。
 ある意味特別なライブになりましたからね。
 ライブとはそういうものなのです。
 想定と違うことが起きても盛り上がってしまうのがライブです。
 それに、実力がどんどん付いてきて、ステージ上でも頼もしさを感じるくらいでしたからね。
 状況的にはバタバタしていても、本人たちの実力とそこから来る落ち着きによって演出のようにも見えた訳です。
 音楽的なことを書くと、やっぱりみらいさんの歌が素晴らしいんですよね。
 楽器に埋もれない、真っすぐで綺麗な発声です。
 それでいて力強さも感じるという。
 あの声で突き抜けて明るくてポップな曲を歌うもんですから、それはまさに鬼に金棒であります。
 良いですよね。
 あと、あの新衣装もめっちゃ似合っています。
 ティアラとドレスっぽいワンピース(セットアップ?)が、みらいさんのキャラと雰囲気に完璧にマッチしています。
 西村さんと一緒に褒めちぎっていました。
 そう、気づいたら劇団は、見た目も研ぎ澄まされてきているのです。
 嗚呼、末恐ろしい!
 ここで更にみらいさんについて言及しておくと、去年のスウィーティちゃんの生誕祭で衝撃的なことがありまして。
 生誕祭前日にみらいさんから連絡があり、何やらスウィーティちゃんにサプライズをしたいと。
 ケーキを用意するから運んでくれと。
 それはもう快諾しまして、当日になった訳です。
 自主企画ですからそれはもう気づいたら劇団のメンバーは右往左往で奔走している訳です。
 みらいさんも勿論そうです。
 サプライズもあるので更にあっちへ行ったりこっちへ行ったりです。
 それで、サプライズについて僕らに説明してくれるんですが、3月でまだまだ外は寒いですよ。
 それなのに額に汗をかいていました。
 もうね、それを見てこの子は凄いなと。
 他人のためにここまでやれるのかと。
 そりゃ気づいたら劇団も良いバンドになるわ、と。
 そう思った訳です。
 今回はみらいさんばっかり褒めてしまっていますが、スウィーティちゃんは人を笑顔にするサービス精神が爆発していますし、ひよこちゃんは礼儀正しくて優しいし更に達筆ですし、ごうし君は物腰が柔らかくて癒し系ですし、気付いたら劇団はタレント揃いですわ。
 まだまだ目が離せませんし、12月のワンマンライブも楽しみですね。
 ちなみにフードを手伝っていた人人オピトピアちゃん、彼女も凄いと言っておきたい。
 他人の企画で2日間もサポートしていた訳ですからね。
 あの精神性があれば、これからの音楽活動も更に飛躍することでしょう。
 あ、あと、コンピレーションCDは聴きましたか?
 スウィ……あ、しかちゃんが歌っている"わるくはない"、絶妙にシュールで面白いですよ。
 ちゃんとボーカルにピッチコレクトがかかっていて、QLIPっぽくなっているんです。
 そういう細かいところを聴いてくれているのって嬉しいんですよね~。

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