”壁”から紡ぐまちの未来
時が経つのは早いもので、2011年3月11日東日本大震災が発生してから12年が経ちました。いまだ3万人以上の住民の方が避難されているそうで、本当の復興はまだ先の話かもしれません。
3月11日限定でしたが、Yahoo!とLINEで「3.11」と検索すると、東北支援などのより良い未来づくりへの活動に寄付されるプロジェクトがあり、VRS(=一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの)としてもご協力させていただきました。
一日も早く本当の意味での復興につながるよう、微力ですが協力させていただければと考えています。
さて、話題を変わりまして、このnoteを書いている今日の気温はもう春を過ぎて初夏かと思わせる気候です💦ここまで暖かくなると桜の花がもうすぐ咲くのではないかと心配してしまいます🌸
年々、温暖化が進んでいるのかと気に病むところですが、今はやりのカーボンニュートラルを推進していき、未来まで美しい地球を持続させることができるようにしていきたいですよね!
とまぁ、環境問題にも少し興味のある私めですが、今回のnoteは未来に向けたまちづくりをテーマに書かせていただきます。
■ウォールアートイベントは参加しやすいのかも
今回のnoteでご紹介させていただきますプロジェクトですが、実は少し前にこのさわりのことを書かせていただいていますので、そちらをご覧ください。
リノベーションまちづくり第2章は、今回のウォールアートイベントに加え、前回のnoteでご紹介しました「めぐりLab .」、そして、こちらも以前のnoteでご紹介しました「つむぎやオープンマルシェ」の3部構成のプロジェクトとして、が完結します。
手前味噌のお話ですが、少ない人数ながらも複数のプロジェクトをここまでよく運営してきたなと感心しているのと、やはりこの運営を回しているVRSのメンバーには感謝しております(ホント!)。
さて、リノベーションまちづくり第2章のクライマックスとして実施する今回のウォールアートイベントですが、告知をそれほどしていないものの、結構巷の評判もよく、順調よく申し込んでいただいています。
申し込みされた方のコメントを拝見させていただくと、「子どもと一緒に参加させていただきます」とか、「こういうイベントは貴重なので、子どもに体験させてあげたい」という内容が多く寄せられておりまして、親子連れで参加される方が多く感じられます。
この第2章のプロジェクトは、第1章のプロジェクトで出店までつながった人たちのお店に誘導するためのきっかけ作りで第2章のプロジェクトを立ち上げさせていただいていますので、そういう意味では目的が達成できそうで嬉しいです。
今回のウォールアートイベントの経緯ですが、過去のnoteでも紹介させていただきましたが、行政の担当部長が提案してきたプロジェクトで、VRSなりにコンセプトを変更し、ウォールアートイベントにさせていただきました。
このプロジェクトは昨年の晩夏に、嶋田代表理事が加藤文子さん(Ak design代表)と繋いでいただいてスタートし、昨年12月にウォールアートイベントで描く絵のコンセプトづくりのワークショップを開催し、次に筆で絵を描いてもらうことに慣れていただくため、1月下旬に空き瓶や空き缶を使ったUPCYCLING WORKSHOPの開催、そして来る3月25日(土)26日(日)に開催するウォールアートイベントで完結することになります。
ウォールアートイベントの申込者の中には2回目のUPCYCLING WORKSHOPにもご参加いただいた方も来ていただけるとのコメントもあり、この手のイベントはありそうでないイベントで、かつ親子で楽しめるので参加しやすいのかもしれませんね。
■探し物は何ですか?
このウォールアートイベントは、周りのウケはいいものの、実は結構、難関でして、ウォールアートというだけあって、壁を探さないといけないのですが、これが結構ハードルを上げてしまった感があるのです💦
なぜかと言いますと、今回はどこの壁でもいいのではなく、VRSが活動しているエリア周辺でなければエリアリノベーションの効果は薄れてしまうので、その範囲内であることが必須条件となります。
また、お客さんの誘導という目的もあるため、商店街などの近辺でないと目的が達成できないので、その界隈でという制限も出てきます。
さらには一般的に店舗ってお客さんが入りやすいようにしているので、エントランスが広くなっていることが多く、内装に絵を描くとなると商品を移動してもらったりなど営業の邪魔になるので、営業の邪魔にならないように外壁で描かせていただける場所を探さなければならなくなりません。
この制約を受けて、何箇所かの候補物件をアーティストの加藤さんに見ていただきましたところ、加藤さんが有力候補として挙げた店舗の外壁に絵を絵がさせていただけるかを確認することになりました。
最初は店舗の方と話をしたところ、店舗の方は特に問題がないということでしたが、この物件オーナーに許可を得て欲しいとのことで、オーナーさんにお話をしに行きました。
この物件オーナーさんとお会いした時に、最初は1時間ほど世間話を聞かされ、いつこちらの話を切り出そうかとしているとようやくこちらの話を聞いてもらえる雰囲気になったので、物件の壁に絵を描かせてもらいたいと切り出すと、物件オーナーさんの言いたいことがよくわからないまま延々と話を聞かされて、結論を聞くと「いきなり話を持ち出されて判断ができるわけがない」と言われ、こちらとして他に当たれる時間も欲しかったことので「他を当たらせていただきます」と伝えたところ、「結論は急がなくてもよろしい」と逆に説教されてしまいました💦
またつぎ来させていただきますと1回目の3時間の話し合いは不調に終わり、その後3回訪れるも結論は出してもらえず、また1回3時間コースを費やすのでした。。。
合計4回お伺いしました後も、何度か日程調整したのですが、今度は物件オーナーが居留守を使う次第。。。
結局のところ、他の物件を探し調整する時間もないし、絵のデザインも作ってもらわないといけなかったのと、どんな絵を描かれるのかわからないから承諾してもらいにくいということもあるのかなと考え、SHARE BASE つむぎやの外壁に絵を描いてもらうことになりました!(もちろんSHARE BASE つむぎやの物件オーナーには許可を得てます!)
そこで描いていただく絵のイメージはこんな感じになるそうです!
お申込みがなくても空きがあれば参加できますが、予約優先となりますので、ご興味のある方は下記の画像をクリックしていただくと予約サイトに移動しますので、そちらから予約を入れてください。
■”壁”から紡ぐまちの未来
3月25日(土)26日(日)の10時から15時まで(12時から1時は休憩)ウォールアートイベントは開催しますが、実はこの両日は「つむぎやオープンマルシェ」も同時開催していて、多くの方々に来ていただきたいなと考えています。
これだけはなく、こちらも前にご紹介させていただいていますが、「パラレルキャリアLABO」の最終日でもあり、その日に埼玉県草加市からお越しいただく松村美乃里さん(つなぐば家守舎取締役)の特別講演会も、3月25日(土)15時30分から「めぐりLab .」で開催するため、さの町場界隈のあちこちでイベントをしている様子が見て伺えると思います。
こういう人の流れが今後継続して創ることができれば、まちのにぎわいも出てくるし、アフターコロナが現実味を帯びてきた今日この頃、活気付くきっかけにも繋げられたらと思っています。
ウォールアートイベントとつむぎやオープンマルシェの同時開催が、そのきっかけにつながればと考えています。
つむぎやオープンマルシェは3月26日(日)で一旦は終了しますが、5月からパワーアップしてまた開催する予定ですので、決まり次第お知らせしますね。
■お知らせ
今回も少し長文でしたが、お知らせはきちんとします!w
●つむぎやオープンマルシェ
日時:3月25日(土)・3月26日(日)いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントを開催します。ぜひお越しください。毎回出店者は変わりますので、ご注意ください。今回はいま話題の「モルック」も出展していただくことになっています!
※3月25日26日の出店者が確定しましたらお知らせします!
●パラレルキャリアLABO特別講演会「つなぐばを続けたその先にみえる風景」
日時:2023年3月25日(土)15時30分〜16時30分
場所:めぐりLab .(泉佐野市大西一丁目4番11号)・オンライン
講師:松村 美乃里さん(つなぐば家守舎取締役)
参加費:無料
募集人数:会場参加10名、オンライン参加20名
内容:埼玉県草加市でシェアアトリエつなぐばの運営に携わっている松村さんが、つなぐばの運営から繋がった人たちから感じたことを中心に講演していただきます。
VRSが活動を始めた2019年にはここまでまちがにぎやかになるとは思っていませんでしたが、少しずつまちに春が訪れてきています。
アフターコロナを迎えたら一度お越しくださいね🌸