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健康は世界を幸せにする

この時期よくある熱中症。
設備的な問題を見直さないとな、と思っていた頃におやつづくり担当の社長が熱中症から来る脱水症状でダウン。
お店も一番売上のある日曜日を休業にしたが、売上とどちらを優先するかは自明なわけで。

僕の方は断食以来、すこぶる調子が良い。(断食布教したいわけではない)
コーヒー豆を焙煎するときの焙煎機周りの温度は35℃以上でも体調に問題はない。
ただし、「今のところは」だ。

お店は休業にしたが、僕は動けるので、注射嫌いで嫌がる社長を病院に連れて行くことにした。

休日診療の治療室には自分の予想よりも結構多くの患者さんがいた。
小児から高齢者まで幅広く。
泣きじゃくったり、頻繁に看護士さんを呼んだり、爆音でイビキをかいたり、いろんな人がいた。
病院で働く人たち(とくに看護士さん?)はとても大変だ…という感覚とともに、感謝した。

それから、もうひとつ。
なんだか申し訳ないなと思った。

権利とか保険料納めてるから良い、ということではなく。
おそらくインフルエンザをはじめ、流行する病気があるときなんて想像を絶すると思う。
普段から大変過ぎて、本当に大事なときに(現場の人にはいつも大事なときなのだろうけど)、疲れてしまって最高のパフォーマンスが発揮できないということも考えられる。

ところで予防医療とか予防医学とか、最近耳にする機会が増えた。
病気になってから治療するのではなく、「そもそも病気にならない」ことが重要だという考え。

医療という言葉ではないが、今回のこともこれに当てはまる。
昨年の高温多湿期を経験しながら、(ちょっとはしたが)次の対策ができていなかった。
「そもそも熱中症にならない環境づくり」をすべきだったなと思った。

そもそも健康であれば、健康診断以外は病院のお世話にならない。
そういう人が増えれば医療現場の疲弊も減る。
助けが必要な人が安全に助かる。

自分も楽しく働けるし、お客さんにもお店を楽しんでもらえるし。
やっぱり巡り巡って、みんなが幸せになれる。

というわけで、厨房に業務用のしっかりした除湿機を購入します。

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