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コーヒー好きなら知っておいてほしい単位


単位というものはなぜ世界で統一されないのか?

アメリカにホームステイした初日、ニュース番組のお天気コーナーを見て驚いた記憶がある。

明日の気温は59°Fと表示されているのを見て、「59℃って…どうなってるの?明日世界がどうにかなっちゃうの?」と思った。

摂氏(℃)と華氏(°F)の違いだと後で気づいたものの、一体何度なんだ?といちいち計算する煩わしさがあった。(当時はまだスマホがない時代)

最終的にわかればいいのだけど、それでも少しややこしさを感じるのは僕だけではないはず。


コーヒー(生豆)の相場は「1ポンドあたり〇〇」と決められる。

とくに多くのお店で扱われているコーヒーはアラビカ種といって、ニューヨーク市場で価格が決まる。


1ポンドとは453.592グラム。

毎度毎度確認するほど僕もいまだに慣れないが、ポンドだ。

ポンドなんてボーリング玉の重量以外に使った場面がないし、そのボールが何グラムだと考えたことすらない。

ちなみに某大手ファストフードのクオーターパウンダーは4分の1ポンドを指す。

パウンドケーキのパウンドもポンドが由来。


僕の身長は6フィート。(それぐらい欲しかったけど、悔しいので自己紹介でときどき6フィートと言うことがある)

テイクアウトのカップサイズは9オンス。

この単位が何センチとか何ccとかがパッと出てくればいい。

というか、単位の変換なしに分かるのが一番ストレスがないのだけど。

誰かが決めたルールの中で競うのは絶対に勝てないと聞いたこともあるけれど、もうすでに決まっていることなのでどうしようもない。


今更抵抗したところで仕方ないので、コーヒー好きだったら「ポンド」という単位はぜひ覚えておいてほしい。

(今後、どこかのタイミングで登場する予定。)


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