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コーヒーを飲む環境づくり

「梅雨を迎える前にエアコンを何とかせよ。」

社長命令である。

何とかすると言っても、業務用エアコンをホームセンターの道具だけで完璧に掃除し切ることなど土台無理な話。

というわけで餅は餅屋、エアコンはダスキンに。


臭いは視覚と同様、一番最初に機能する感覚。

初めて訪れる場所(旅館やホテル、友人宅など)では、その臭いで印象が随分決まる。

いい臭いか、そうでないかで、その場所のイメージの大半が決まる。


ウチの社長は臭いに敏感だ。

とくに素材の臭いに対する嗅覚は僕の10倍あるんじゃないかと思うぐらい。

コーヒーのもつ繊細な香り(僕も言われてはじめてわかる)とか、ケーキに使うフルーツとか。

当然、不快な臭いの代表選手ともいえるエアコンの「今シーズン初めて使いました臭」は、言わずもがな。

ずっと同じモード(暖房や冷房)で使い続けていればそのうち臭いは落ち着くけれど、それでも嗅覚に敏感な人にはわかると思う。


ところで、コーヒーは香りの飲み物。(もちろん、他にもたくさんある)

だから、エアコンから発せられる臭いの有無は重要だ。

どんなに香りの素晴らしいコーヒーであっても、入店直後に不快な臭いがあればそのコーヒーの良さは半減する。

実にもったいない…。


今日はみっちり3時間かけて綺麗に清掃してもらったので、この1年はお客さんにもより一層コーヒーを楽しんでもらえるはず。

コーヒーを飲む環境を整えておくのも日々のメンテナンスのひとつ。

ちなみに、エアコンフィルターがそこそこキレイだと言われたのは、シーズン毎に掃除を欠かさない僕の功績である。


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オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。


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