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お店のコーヒーが次々に変わっていくわけ

今年の12月はイチゴのロールケーキを出したり出さなかったりしている。

働き方改革のひとつとして、平日はロールケーキをつくらないことを決めたことが原因でもあるが、

いつも仕入れている農家さんでの収穫があったりなかったりすることも原因。

多分、もう少し日にちが経つと、5月初旬ぐらいまでは安定的にイチゴを入荷できるようになる。

年中イチゴを食べたい人にとっては貴重な期間が始まろうとしている。


ところで、コーヒーは年中飲める。(手に入る)

だからコーヒー屋があるし、喫茶店がある。

といっても、お気に入りのあの豆が年中飲めないということもある。

「以前飲んだ〇〇というコーヒーはありますか?」

そう尋ねられることが1年に何度かある。



コーヒー豆は赤道を挟む北緯25℃、南緯25℃のコーヒーベルトといわれるエリアで栽培、収穫される。

収穫時期は農園ごとに異なるが、北半球では10月〜3月、南半球では4月〜9月というのが一般的。

収穫後は、洗うとか乾燥させるとかの工程があるので、すぐに消費国に出荷とはいかないが、1年をかけてどこかの国や農園では収穫が行われている。


最近では「〇〇国の△△農園」といった具合に、より正確な情報をつけてコーヒー豆(生豆も同様)は取引される。

当然、その農園の規模に比例して、収穫量が決まる。(栽培品種や、その年の気候変動によって収量に差はあるが)

だから、たとえ自分のお気に入りコーヒーであっても、1年中扱うことが難しいもの(小規模農園や小規模生産銘柄など)もあれば、通年扱えるものもある。


通年扱えるコーヒーの場合、その農園が大規模であることと、コーヒー生豆が長期にわたって保存ができることが原因だ。


とくに、店として独自の定番ブレンドコーヒーを扱う場合、一定程度の品質が担保された上で、通年扱えるものを仕入れることが多い。(少なくとも僕は4種類、そういうものを選んでいる)


お気に入りのコーヒーが短期間でなくなってしまったり、1年を通して楽しめたりする理由の話。


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